イルミネーションにクリスマス、年末年始にバレンタインと、冬はカップルで楽しめるイベントが目白押し。そこで今回は、六本木のおすすめデートコースをご紹介。せっかくなので、六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさんから得た情報を織り交ぜてみました。意中のあの人がデザイン&アート好きなら、バッチリ仲良くなれる......かもしれませんよ!
【11:00】「意心帰」で待ち合わせ
待ち合わせスポットとしておすすめしたいのは、東京ミッドタウン地下1階にあるパブリックアート「意心帰」。地下鉄直結で天気の心配が無用、周囲にベンチ、隣には無印良品があるので、待つにも待たせるにもホスピタリティ万全。さらに「この大理石はイタリアで採取されたもので(※)」と、アートなトリビアを織り交ぜれば、好感度もアップするかも。
※「六本木パブリックアート巡り」ツアーレポート参照
【11:30】「21_21 DESIGN SIGHT」で作品鑑賞
デザイン&アートなデートに欠かせないのが展覧会、そして観たい展示があれば最初に訪れてしまうのが吉。(1)とりあえず会話に困らない、(2)その後の共通の話題ができる、(3)集中して鑑賞できる、などメリットがたくさん。「やっぱ安藤忠雄さんの建築はいいよね〜(※)」など、ウンチクを披露するためにも予習はお忘れなく!
※佐藤卓さんインタビュー参照
ちなみに今、開催中なのは「活動のデザイン」展。
【12:00】「スーベニアフロムトーキョー」でショッピング
ショッピングにおすすめのスポットがこちら。バイヤ―の山田遊さんがサポートディレクターを務める、国立新美術館「スーベニアフロムトーキョー(※)」には、気軽に買えるデザイン&アートグッズがたくさん。「これよくない?」なんて言いあえば、ググッと距離が縮まるかも。
※「山田遊氏と巡る六本木ストアツアー」ツアーレポート参照
【13:30】ランチは「六本木農園」で
星の数ほど飲食店がある六本木ですが、まだ相手の好みを知らなければ、プロジェクトデザイナー・古田秘馬さんのお店「六本木農園(※)」はいかが? こちらは若手の就農を支援するプロジェクトの一環として、野菜を中心にした料理が楽しめる一軒家レストラン。"六本木で農業"という意外性、ヘルシーなイメージも◎。
※古田秘馬さんインタビュー参照
【15:30】「国際文化会館」までテクテクお散歩
昼食後は六本木の街を散策。芋洗坂から外苑東通りを経て、六本木五丁目交差点を曲がると、そこは人通りの少ない並木道。六本木のイメージとはギャップのある閑静な一帯を歩けば、親密度も急上昇。なんなら手ぐらい握っちゃってもOKかもしれません。さらに歩けば、名建築「国際文化会館(※)」に到着。ここのティーラウンジでお茶をどうぞ。
※「光嶋裕介氏による六本木建築散歩」ツアーレポート参照
【17:00】「カウンター・ヴォイド」前でイルミネーションを堪能
国際文化会館から5分ほど歩くと見えてくるのが、六本木を代表するパブリックアート「カウンター・ヴォイド」。「震災以来、消えてるんだよね(※)」と豆知識を披露しつつ、ここでしばらく待ちましょう。17:00になった瞬間、イルミネーションが一気に点灯するので、お見逃しなく!
※宮島達男さんインタビュー参照
【19:00】ディナーは予算に合わせてセレクト
イルミネーションを楽しんだら、そろそろディナー。グランドハイアット東京のステーキハウス「オークドア(※)」は、森田恭通さんが"昼シャン(=昼からシャンパンの意味)"するというお店。「一緒に"夜シャン"しない?」と誘ってみてはいかがでしょう。
※森田恭通さんインタビュー参照
【21:30】ラストはとっておきの夜景スポット
最後は、先日行われた「六本木ライティングツアー(※)」で訪れた、六本木ヒルズの屋上「スカイデッキ」へ(クリスマス期間のみ22:00まで)。オープンエアで東京を一望でき、本当に夜景がすばらしい! このロマンティックな景色を前にテンションの上がらないカップルなどいない......はず。
※六本木ライティングツアー ツアー概要参照
ということで、編集部おすすめのデートプラン、いかがでしたか? 紹介したスポットは、どれも過去の記事から引用した、いわばクリエイターのお墨付き。私も、あらためて訪れてみようと思います。まあ、相手がいればの話ですけど......。
編集部 飯塚