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2017年09月01日

【展覧会レポート】東京ミッドタウン・デザインハブ 「第68回企画展 JAGDA 学生グランプリ2017」

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現在、東京ミッドタウン・デザインハブでは、「第68回企画展 JAGDA 学生グランプリ2017」が開催されています。展示されている作品は、年に1回、年齢や学年を超え、すべての学生作品の中から最優秀作品を選出するポスターコンペティション「JAGDA学生グランプリ」で入選した129作品。年齢問わず、日本国内の高校、各種専門学校、大学、大学院に在籍している生徒・学生に応募資格があります。

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毎年異なるテーマでポスター作品を募り、今年度は佐藤卓さんをはじめとする公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員デザイナー7名によって審査が行われました。

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今回のテーマは、私たちにとって身近で、不可欠なものである「食」。学生たちによって「食」がさまざまな視点・角度から捉えられ、表現されていました。

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見事グランプリを獲得したのは、竹内康陽さん(多摩美術大学)の作品、「飽食」。「ぼくら、地球を食べている」。この印象的なコピーから、「食」について様々なことを考えさせられます。

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今回、作品の切り口として多かったのが、「食=命」という表現。楽しむための食事だけではなく、食料廃棄や、食の安全・安心など、社会課題としての「食」が考えられ表現されていました。こちらは李程芳菲さん(長岡造形大学)による、「命の重み。」を表した作品。準グランプリ受賞作品の一つです。

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そのほか、審査員賞に選ばれた作品も。こちらは「佐藤卓賞」に選出された小佐野はるなさん(静岡大学)による「実家の食事はありがたい」です。日々の実家の食事が並べられている作品。実家の食事は種類も豊富で栄養バランスも考えられている、さらには彩りまでも。母の作る実家の食事を思い出して、ありがたいなあとあらためて思わせてくれる一枚です。

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様々な作品がある中で、一際目立っていたのが、「ばぁちゃんのうめぼし」。うめぼしの、このなんとも言えない表情を見ると自然と笑顔になってしまいますね。

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ほかにもまだまだ紹介したいユニークな作品がたくさん。こんな表現の仕方があったかと唸ってしまうような作品から、「食」について、いま一度考えさせられるものまで。学生たちの発想や表現の豊かさに驚かされます。

受賞・入選した129作品を一枚一枚をゆっくりと見に行ってみては?
日本のグラフィックデザイン界の未来を担う次世代の素晴らしい表現だけではなく、私たちにとって身近な「食」について考えるきっかけにもなるはずです。




information

東京ミッドタウン・デザインハブ 「第68回企画展 JAGDA 学生グランプリ2017」
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
会期:8月25日(金)〜9月18日(月)11:00〜19:00 ※会期中無休
入場料:無料
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):http://designhub.jp/exhibitions/3253/

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