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2017年05月26日

【デザイン&アートの本棚】no.073 蔦谷好位置さん選『ヒットの崩壊』

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六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本の一部は2014年に開催した「森の学校」の図書室と、2015年に開催した「六本木ブックフェス」、2016年に開催した「六本木未来会議BOOKキャラバン」でも展示したものです)。

今回は、蔦谷好位置さんが選んだ『ヒットの崩壊』(著・柴那典/講談社現代新書)

蔦谷好位置さんのコメント

文章、しかも書籍化するってことはタイムラグがあるはず。それなのに書いてある内容がオンタイムで、しかも少し先のことも書いてある。その先というのはずっと先ではなくて、ほんのちょっと先のこと。音楽シーンのことをすごく冷静に俯瞰で見てる人だなと感じたし、音楽が好きな人じゃなくても楽しめる本だと思う。

"国民的ヒット曲"があった90年代と、特典がないとCDが売れないと言われる2010年代。音楽市場は劇的に変化しました。しかし、「これをやれば必ずヒットする」というかつてあった法則が通用しなくなっただけで、多くのアーティストやリスナーが音楽を楽しんでいるという事実は昔も今も変わりません。その証拠に、90年代とは異なるかたちながら、新しいヒットは生まれています。 これは音楽以外の業界でも同じことが言えます。ドラマや映画、youtube動画など各業界で、以前とは違う文脈の"ヒット"が生まれている今このタイミングで本書を読んでみると、ヒットの「新しいルール」を実感できるかもしれません。

蔦谷好位置さんのインタビューもあわせてどうぞ。

クリエイターインタビュー #80
蔦谷好位置(音楽プロデューサー/作曲家)
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/80_01/


六本木未来会議 編集部

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