六本木未来会議に登場してくれたクリエイターのみなさまが推薦してくれた本を毎週紹介していきます(紹介する本の一部は2014年に開催した「森の学校」の図書室と、2015年に開催した「六本木ブックフェス」、2016年に開催した「六本木未来会議BOOKキャラバン」でも展示したものです)。今回は、梅田悟司さんが選んだ『コトラーのマーケティング・コンセプト』(著・フィリップ・コトラー、恩藏直人/翻訳・大川修二/東洋経済新報社)
梅田さんのコメント
広告の仕事は、マーケティング活動におけるクリエイティブという立ち位置があるので、マーケティングの本を好きで読んでいます。コトラーの本は分厚いものが多くて、一般の人が読むような内容ではないのですが、これは大事なところがポイントごとにまとめられていて、一番わかりやすい。商業アートを作っていくための視座みたいなものが得られるので、参考になっています。
現代マーケティングの第一人者といわれる、フィリップ・コトラー。代表作の『マーケティング・マネジメント』や『マーケティング原理』は、マーケティングのバイブルとされるが、本書は特に重要な80のコンセプトをコンパクトに解説したもの。最も手に取りやすいコトラー本といえる。
梅田悟司さんの講義レポートもあわせてどうぞ。
六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#15 「六本木、旅する美術教室」
第2回 コピーライター梅田悟司のメディアアートの見方
http://6mirai.tokyo-midtown.com/project/15_33/index.html