六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーでつなげる当企画。今回は、ゴルフライフおよびライフイベント事業系の会社で営業マネージャーをしている関香織さんです。少女時代に、トレンディドラマで映った六本木の街並みを見て「あの街に住めるくらい私はがんばる」と決意を硬くした関さん。東京タワーと六本木ヒルズが一望できるオフィスで働く関さんから見た六本木は、一体どんな姿をしているのでしょうか。
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「パズルのような街」です。
型にはまらず、自分の望む自由な生き方ができる街が六本木ですね。様々なものが入り乱れているのに、やたらと人を惹きつける何かがあるんです。私自身は、魅力溢れるこの街に自分をどうはめ込むか、ということを考えています。
私は茨城県出身なのですが、昔から"港区 六本木"の響きに憧れがありました。東京に出てきたのは大学の頃なのですが、講義の帰りに少し背伸びして六本木に遊びに行ったこともありましたね。足を運んだクラブでは、年齢や国籍もバラバラの"六本木人 "が集っており、そういう思い出も「パズルのような街」のイメージを作っている気がします。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 オフィスの窓に面したデスク
弊社のオフィスが六本木通り沿いに面しているのですが、窓際のデスクで作業をしていると、右手に六本木ヒルズが、左手に東京タワーが見えるんです。THE 六本木を感じることのできるこの席で仕事をしていることは、私の自慢の一つですね。
2位 毛利庭園
都会の喧騒を忘れて、ぼーっとできる空間です。仕事の休憩時間にも、毛利庭園を散歩してリフレッシュすることがあります。
3位 志る角
大通りを少し入ったところにある1971年創業の老舗料理屋さんです。六本木にありつつも、それを感じさせないような落ち着いた佇まいで、その空気感がとても好きです。かれこれ20年くらい通っています。東京で一人暮らしを始めたすぐくらいの頃に連れて行っていただき、今では私が誰かをそのお店に連れて行っています。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
六本木の夜の街並みですね。六本木の近くに住んでいた頃は、六本木で飲んで歩いて帰る、というようなルーティーンがあったのですが、日付が変わったころに六本木の街を歩いていても、まったく暗くないんです。いったい、この街は何時なんだろう、と不思議な感覚に浸れました。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
さきほどから飲み屋さんの話が多いのですが(笑)、新型コロナウイルス感染症が流行する前は、やはり飲みに行くことが多かったですね。一人で飲みに行くこともありますし、近くで飲んでいる知り合いに声をかけて、飲みながら一緒に語り明かすことも多かったです。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
六本木散歩です。訪れる方にも、電車やタクシーなどは使わず、あえて自分の足で歩き回って新たな発見をして欲しいです。歩いていると、今まで気が付かなかったお洒落なカフェや、どこに繋がっているのか分からない素敵な裏道に出会えたりするんです。六本木というと、開発された場所としてのイメージが強いと思うのですが、表通りから一本入るだけで昔ながらの住宅や古くからあるお店などが並び、ほのぼのできると思います。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
ボッテガ・ヴェネタの長財布です。気に入ったものはずっと持ち続けるタイプなのですが、その中でもお財布は同じブランドのものを15年間以上使い続けています。自分を高めてくれるものを持っているだけで背筋が伸びますね。また、自分の名刺に会社の住所である「六本木」の3文字がある以上、出会った方の持つ六本木の街のイメージを壊したくないので、ちゃんとしたものを使っていたい思いがあります。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
六本木の長所をもっと前面に押し出しても良いのではないでしょうか? 異文化が重なっている街なので、その部分を大々的に言い切ってしまうことで、よりその良さが出てくると思います。私がかつてこの街に憧れていたように、そういう人が増えることでファンを獲得していけるので、六本木にはもっと街の特化した部分を広めていってほしいですね。
Q 08
前回出演した方(酒井さん)とのつながりを教えてください。
A
10年くらい前までいた会社での後輩です。その頃から仕事の後に飲みに行ったり、休みの日も遊びに行ったりと、姉妹のように仲良しでした。タイプが似てるんでしょうか? お互い、いい意味で遠慮がないので今でも良い関係が続いています。
no.074
関香織さん
40代・会社員
六本木歴10年