六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーでつなげる当企画。今回は、スポーツ関連商品の製造販売やメディア運営事業を行う会社の代表取締役を務める大竹一彰さんです。公私ともに六本木で生活を送りながらも出身地の山梨とのつながりを大切にしている大竹さんに、この街はどう映っているのでしょうか?
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「自分を成長させてくれた街」です。六本木へ来て10年ほどになりますが、最初は経営の「け」の字も知りませんでした。そんな私に良くも悪くもノウハウを教えてくれましたし、今でも、いるだけで勉強になります。出会う人、見る物全てが常に考えることを与えてくれる場所。とてもありがたい街です。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 Orange Gym Rats by 4GS
時間ができたら通っているトレーニングジムです。仕事のことを考えたり、家族のことを考えたり、トレーニングをしていると色々なアイデアが生まれます。あと、トレーニングの仕方に制限がないので、自由に使えるところもいいですね。落ち着ける場所の一つです。
2位 1piu1uguale3(六本木ヒルズ)
「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ」というアパレルブランドです。デザイナーさんや主力メンバーとは、地元の山梨でセレクトショップをされていた頃から10年以上の付き合いになります。作り手を知らない物は基本的に身につけないので、私服の9割以上はこのブランドです(笑)。
3位 Re.muse
オーダースーツを仕立てるテーラーさんです。「Re.museのスーツを着ると仕事がうまくいく」ということで、お客さんから"ヴィクトリースーツ"と呼ばれています。社長の勝さんがスーツに対して非常に熱い想いを持ってらっしゃるので、その情熱が伝わって仕事がうまくいくのでしょうね。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
飯倉片町の交差点から見る神谷町方面の景色。東京タワーがあって、森ビルが並んでいて、空間がひらけている...そんなところが好きです。仕事の合間などにふと眺めては、深呼吸しながら「いい景色だなぁ」と感じています。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
アフター5もほとんど仕事をしていて、夜は会食が多いです。たまに時間ができたりしたときは自宅で家族と過ごすようにしています。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
日曜日の朝にウォーキングすることです。いつもの六本木の雰囲気とは違い、人も車も少なくて空気が綺麗なので、とてもリフレッシュできます。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
「GRENSTOCK」のオーダーシューズです。自分が反映されているデザインであるところが気に入っています。というのも、革の色などは自分でオーダーしたわけではなく、オーナーの五宝さんが私を見てセレクトしてくれた物なんです。鉄製が多いバックルがシルバーで作られていたりと、いたるところに気づかいが感じられます。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
六本木に住んでみて、地元の人よりも私のような外から来た人が多い街のような気がしています。この"外から来たパワー"をまとめられるような仕組みが出来れば、もっと発展して、さらに良い街へと変わっていくと思います。
Q 08
前回出演した方(五宝さん)とのつながりを教えてください。
A
ブーツの修理を依頼しに、五宝さんの工房を訪れたのが出会いです。そのブーツメーカーの直営店でも修理ができないと言われていたのですが、とても綺麗に直していただけました。その後、私がやっているスポーツ用品の開発のために「下駄とランニングシューズをつなげて欲しい」と無理難題を投げかけた時も、見事に実現してくれました。そのことがあってからは、一緒に食事へ行ったりと公私共にお付き合いさせていただいています。
no.069
大竹一彰さん
40代・会社経営
六本木歴10年