六本木で働く人・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーで繋げる当企画。今回登場してくれたのは、飲食店に勤務する木原さん。10年以上この街で働いている木原さんにとって、六本木はもはや日常の一部。女性ならではのおすすめスポットも、たくさん教えてもらいました。
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
私にとって六本木は「愛着のある街」。社会人になってからもう10年以上、この街でしか働いたことがないので、もはや"いつもの居場所"になっています。
今働いているお店は夜だけの営業なので、仕事がある日はだいたい18時から次の日の朝の6時くらいまで六本木にいます。しかも、お休みの日も、わざわざ出てきて友人と飲むこともあるくらい......なじみもあるし、やっぱり落ち着くのかもしれません。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 東京ミッドタウンのイルミネーション
以前イベント関係の仕事をしていたとき、事務所が東京ミッドタウンの中にあって、冬になるとイルミネーションが見下ろせたんです。ぶらぶら歩きながら見るのもいいけれど、上から眺めるとミッドタウン・ガーデン全体がキラキラしていて、すごくいい雰囲気。そのとき窓越しに見た景色は、今でもときどき思い出します。
2位 しょうがの香り。
六本木交差点を東京タワー方面に歩いてすぐのところにある、しょうが料理の専門店。よく一緒にライブを観にいく音楽仲間の女子会で、この間初めて利用したんですが、豚肉のしゃぶしゃぶがとっても美味しくて。水炊きもあるそうなので、今度はそれも試してみたいです!
3位 美サロ
東京ミッドタウンのすぐ近くにある、コラーゲンカプセルのお店です。日焼けマシンのようなカプセルに入ってピンク色の光を30分ほど浴びると、お肌だけじゃなくて髪の毛の潤いもアップするんですよ。すごく気に入ったので、フリーパスチケットを購入して週に2〜3回は通っています(笑)。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
六本木ヒルズの展望台、「東京シティービュー」から眺める夜景です。イベントの仕事で何度か訪れたことがあって、眺めはもちろん、雰囲気がよくてすてきな空間だなあという印象が強く残っていて。最近リニューアルしたらしいのですが、忙しくて全然行けていないので、時間をつくってまたあの景色を見に行きたいですね。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
仕事が18時からなので、いよいよこれから働くぞというモードになっている時間ですね。お客様が比較的少ない日曜は早めに閉店することもありますが、たいていは朝まで。なので、私のアフター5は仕事が終わった朝の5時(笑)。さすがにそこから飲みにいったりすることはほとんどなくて、まっすぐ家に帰って、お風呂に入ってゆっくりしています。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
グランドハイアット東京の近くにある「Ci:SPA」の岩盤浴で汗をかくことです! ここには美容皮膚科のドクターがセレクトしたマシンを自由に使えるセルフエステコーナーもあって、岩盤浴のあとにいろいろ試して楽しんでいます。
それから最近行った、六本木通りのうどん店「つるとんたん」の上にある、米ぬか酵素浴「Bonjour deこんにちは」というお店もよかったですね。ぬかの独特の匂いがするので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、お肌がつるつるになって感激しました。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
勤務しているお店「エスタード六本木」の、バーカウンターです。お気に入りのポイントは形、なんといっても、ゆるいカーブを描いているところ。こういう曲線のバーカウンターって、珍しくないですか? 初めてお店に来たときにすてきだなと思って、今ではすっかり見慣れてしまいましたが、改めていいなと感じます。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
六本木という街に、苦手意識を持っている方も多い気がします。高級ブティックだけじゃなくて普段着などが買えるお店が街にもっと増えていったら、親しみやすい雰囲気になっていいんじゃないかな、と。
働いているお店は、ちょうど東京ミッドタウンから六本木ヒルズに抜ける裏道にあって、とくに昼間は人通りがあまりなくて少し寂しいんです。近くにもっといろいろなジャンルのお店ができて、この通りが盛り上がってくれたらうれしいですね。
Q 08
前回出演した方(井川光輔さん)とのつながりを教えてください。
A
もともとは私が勤めているお店のオーナーの友人です。お互いに六本木で商売をしていることもあって、共通の知り合いが多いようで、そのつながりで紹介していただきました。
no.040
木原由香理さん
30代・飲食店勤務
六本木歴15年