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【展覧会レポート】国立新美術館「第18回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」

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update_2015.02.06

昨年、六本木未来会議のツアーで巡った「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が今年も国立新美術館で開催されています。メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品を顕彰するメディア芸術の総合フェスティバル。先日、一足先にその内覧会にお邪魔してきました。展示の見どころや気になった作品をご紹介します!

 

© Google / Niantic Labs

まずは、各部門で大賞を受賞した作品から。エンターテインメント部門大賞は、「Ingress」というVRとGPSを利用したスマホ向けゲーム。開発したのはGoogleの社内チームNiantic Labsで、その内容は現実の全世界をフィールドにした壮大な「陣取り合戦」だそう。ブースには世界観を表現した装置と映像が展示されていて、ものすごく未来感がありました。面白そう!

 

© Ural-Cinema

アニメーション部門は、うってかわって、ほのぼのしたロシアの短編作品「The Wound」が大賞を受賞。作者のAnna BUDANOVAさんの幼い頃の記憶をもとに、少女が空想の中で生み出した「ウーンド(wound、心の傷)」という生き物とともに成長していくお話。絵本のような完成度の高いレイアウトや独特な音楽も評価されていました。

 

© Youko Kondo/Yasumi Tsuhara 2014

マンガ部門の大賞は、近藤ようこさんの『五色の舟』。津原泰水さんの幻想小説をマンガ化したもので、太平洋戦争末期の日本を舞台に、見世物小屋の異形の人々の運命を描いた作品です。これまでマンガ化は難しいと言われていて、まさに「奇跡のマンガ化」だそうです。ブースには原画がずらりと展示されていて、読みはじめると、物語に深く引き込まれてしまいます。

 

© SAKAMOTO Ryuichi / MANABE Daito

アート部門の大賞は「該当なし」でしたが、インパクト大な作品が目白押し。写真は入り口すぐの部屋で展示されていた、真鍋大度さんと坂本龍一さんのインスタレーション「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」。人間が知覚できない電磁波をリアルタイムで可視化・可聴化した作品で、ほとばしるビジュアルは大迫力。

 

© 2014 Slime Synthesizer

ほかにも、「スライム状の物質を触ると音が鳴る」というアバンギャルドな音響作品(ドリタ/エアガレージラボ(川内尚文/佐々木有美)「Slime Synthesizer」)もあれば......。

 

© 2013 Anahita Razmi

小説を朗読する作家が映るモニターと、その小説から想起される2つの都市の風景を映したスクリーンからなる"ザ・メディアアート"な作品(Anahita RAZMI「A Tale of Tehrangeles」)もあり......。

 

© Cod.Act

長さ6メートルのナイロン製の脚が生き物のようにぐねぐねと動く、こんな巨大な作品(Cod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD)「Nyloïd」)も!

 

内覧会には受賞者のみなさんも集結。こちらアート部門の受賞者の左端には、六本木未来会議にもたびたび登場していただいている真鍋大度さんの姿が。いつもラフな服装なので正装が新鮮でした(笑)。

ここで紹介した以外にも、気になる作品が本当にたくさんあって、一日中楽しめそうです。2月4日(水)から2月15日(日)の期間中、国立新美術館のほか、シネマート六本木やスーパー・デラックスでもさまざまなプログラムが開催されています。入場料は無料、ぜひ訪れてみてくださいね。

編集部 飯塚

 

information
「平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」
会場:国立新美術館、シネマート六本木、スーパー・デラックス 他
会期:(国立新美術館)2月4日(水)~15日(日)10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで
入場料:無料
公式サイト:http://j-mediaarts.jp/

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