本日から開催中の六本木未来会議第13回にでていただいた大宮エリーさんの個展にいってきました。
エリーさんの個展に初めて行ったのは京都。六本木未来会議のインタビューでエリーさんが「思いを伝えるということ」展の作品について語っていて、どうしても実物がみてみたい!という衝動にかられ、即京都へ。
今回は、その次回作である、「生きているということ」展。
会場は渋谷PARCOミュージアムです。
六本木から渋谷って地下鉄でいくと乗り換えなどでそんなに近くないな〜と思うのですが、バスを利用すると早ければ10分くらいで着いてしまうので、私は専らバス派。
とても楽しみにしていた展覧会。会場につくと、懐中電灯が一人一人に渡され、会場内にすすんでいきます。
エリーさんが、くるときは歩きやすい格好で、スニーカーなどがオススメとしきりにいっていた意味が会場にはいった瞬間にわかりました。
会場は入口から出口までに様々な「道」になっています。いろんな「道」があって、歩く感触が場所によって異なるのです。これまで歩いてきた「道」。これから歩いていく「道」。今歩いている「道」。そして、道中には、エリーさんのことばが書かれています。それをひとつひとつ丁寧に読んでいきます。
今日は編集部アシスタントのSちゃんも一緒にいったのですが、実は、見終わった二人の感想は、「一人でもう一度来たい」でした。
心に訴えかけてくるメッセージが多いので、二人とも途中でうるっとくる場面があるけど、お互いの前では泣けない、とちょっと我慢していたので、「一人だったら思い切り泣けたのに」、と思ってしまったのです。泣くことが目的ではないのですが、感動しているのに、知っている人がいると思い切り感情に浸れない、みたいな感じです。
みなさんも本は一人で読みたいですよね。
この鳩時計的な外見のおうちたちの中にも、ことばたちが隠れています。
六本木未来会議
のインタビューの記事のリードにもなっていますが、「人を肯定し、心に機能する参加型アート」、ということばがぴったりの展覧会で、エリーさんの「愛」を感じました。来月はバレンタインもあるし、なんか、愛や恋が身近に感じるシーズンですね。なんか気になったことば。
最後のお部屋にもサプライズが待っているので、これは是非行くまで楽しみにしていてくださいね。今日はエリーさんがきていましたよ。
「会場の構成が結構男性からも評判がよし」とおっしゃっていましたので、是非、男性のみなさまも、いってみてくださいね。あ、特に男性の方は一人できてください。絶対。
エリーさんの展覧会「A HOUSE OF LOVE BY ELIIE OMIYA」が渋谷からほど近く、表参道でも開催中なので、是非、いってみてください。(リンク)
それではみなさま、よい週末を!
編集部 井上