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【展覧会レポート】21_21 DESIGN SIGHT「ゴミうんち展」

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update_2024.11.25

21_21 DESIGN SIGHTでは2025年2月16日(日)まで「ゴミうんち展」を開催しています。本展では、人間社会で見たくないものとして扱われるゴミとうんちにフォーカスを当て、世界の循環と向き合っていきます。

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本展のポスターには、展覧会名が大きく印字してありましたが、会場前のエントランスバナーからはその文字が消えています。これは、現代社会ではゴミやうんちは捨てたり流したりすることで簡単に目の前からなくなりますが、本来循環によって自然界にはゴミもうんちも存在しないという、この二つの対照的な「ない」を表現する実験的な試みとのことです。会場に入る前から、本展のテーマについて考えさせられます。

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左からアートディレクターを務めた岡崎智弘氏、会場構成を務めた大野友資氏

開催に先立って行われたプレスプレビューにて、本展のアートディレクターの岡崎智弘氏は「2年ほど時間をかけて、たくさんの方と検証を進めてきました。ギャラリー1だけでも情報量が多くて、時間がいくらあっても足りないくらい充実した内容になっています」と、見ごたえ十分な展覧会である旨を語りました。

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最初に目にするのは、本展ディレクターの一人、竹村眞一氏の《めぐる環》。地球を模した7つのディスプレイで、時代の変化やさまざまな循環を示しています。その隣には、小倉ヒラク氏の《カビの森》があり、ミクロとマクロ両方の視点が重要というメッセージを感じさせます。

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「糞驚異の部屋」と称されたギャラリー1では、「ゴミうんち」にまつわるものが博物館のように展示されています。190種類を超える土、化石、貝殻、トイレに関するものなど、その数700種以上。展示台としてリースパネルの裏側を活用しているのもポイントです。

その先のギャラリー2では、「ゴミうんち」という新しい概念を元に新しい価値・循環の提案や、ゴミの定義を問い直すアプローチをしている作品が展示されます。

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蓮沼執太氏は4つの作品からなる《pooploop un-compositions》を制作。トイレの出入りをトリガーにして鳴る音や入場シールの台紙の振動など、変化していく音が会場内に鳴り響き、時折ハウリングします。東京ミッドタウンの街区内にも、本展に関連した作品が設置されているので探してみてください。

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もう一人の本展ディレクター佐藤卓氏は、人の手で回転させる十二角形の枠で囲った砂時計《TIME-A》を制作しました。転がすと砂時計が動き出し、時間の概念について考えさせられます。

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屋外スペースには造園ユニットveigによる《漏庭》が出現。造園の際に使い捨てされるシートによって影を生み出し、その下に日陰に生育する植物が配置されています。

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人口の増加に伴い、ゴミや排せつ物の問題が大きくなっていますが、そんな時代背景の中で地球全体を考える動きも広がっています。竹村眞一氏による《未来を覗く窓》では、そんな新しい取り組みが紹介されています。

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会場内では、角尾舞氏と田上亜希乃氏による《うんち句》があります。その名の通り、うんちにまつわる句となっています。会場内に点在しているので、ぜひすべて探してみてください。


編集部 齊藤

INFORMATION

「ゴミうんち展」
会期:2024年9月27日(金)~2025年2月16日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
休館日:火曜日(2月11日は開館)、年末年始(12月27日~1月3日)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社
展覧会ディレクター:佐藤卓、竹村眞一
アートディレクター:岡崎智弘
企画協力:狩野佑真、清水彩香、角尾舞、蓮沼執太、吉本天地
会場構成:大野友資(DOMINO ARCHITECTS)
会場グラフィック:田上亜希乃
参加作家:井原宏蕗、veig、岡崎智弘、小倉ヒラク、Alternative Machine、狩野佑真、北千住デザイン、ザック・リーバーマン、佐藤卓、清水彩香、STUDIO SWINE、高尾俊介、竹村眞一、TatsuyaM、角尾舞、デイブ・ホワイト、中山晃子、蓮沼執太、マイク・ケリー、松井利夫、山野英之、吉田勝信、吉本天地、他
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://www.2121designsight.jp/program/pooploop/

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