六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は宮田裕章さんが選んだ『枕草子』(清少納言 著/岩波文庫)。
宮田裕章さんのコメント
再発見したバイブルのひとつです。最近関わりのあるSANAAの妹島和世さん、キュレーターの長谷川祐子さん、写真家の蜷川実花さんといった女性クリエイターの方々と接していると、私とは全く異なる価値観を持っていると感じることがあります。性別の違いがすべてではないのですが、清少納言が持っていた圧倒的な感性もあらためてすごいなと感じました。そしてそれが千年経ってもまったく色褪せないんですよね。
平安時代に執筆された日本最古の随筆。清少納言は、宮中での出来事や経験、四季の移ろいといった題材を「をかし」という美的感覚で表現した。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
宮田裕章さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #152
宮田裕章(データサイエンティスト)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/152_01/