【展覧会レポート】森アーツセンターギャラリー「アベンジャーズ展」

森アーツセンターギャラリーでは、6月19日（日）まで「アベンジャーズ展」が開催されています。本展では、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）の作品内で実際に使用された衣装や、小道具、そして迫力のある映像を多数展示。さらに、アベンジャーズとともに地球を守る科学戦闘支援ネットワーク＜S.T.A.T.I.O.N.＞のエージェントになるための訓練として、これらの展示物や資料に触れながら作品の知識を深めたり、アトラクションを体験したりと、遊び心あふれる展覧会となっています。

最初に案内されるのは「ブリーフィングルーム」エリア。ここでは、エージェントのマリア・ヒルから訓練について説明があります。そこから会場を進むと、「キャプテン・アメリカ」エリアが登場。ここでは象徴的な盾やバイクと共に記念写真を撮ることができます。

次に現れるのは、ハルクことブルース・バナー博士のラボを模した「ブルース・バナー博士のバイオラボ」エリア。入ってすぐ、展示されている実物大サイズのハルクの手に圧倒されます。ぜひ自身の手と比べて、その巨大さを実感してください。周辺のモニターに表示される資料からは、ハルクの強さの秘密を知ることができます。

そして「アイアンマン先端工学研究所」エリアへと続きます。アイアンスーツがずらりと並ぶさまは壮観です。ここでは、ハルクバスターになりきってヴィランとの戦いを体験できる、バーチャルシミュレーションゲームも用意されています。

その後、「ブラックパンサー＆キャプテン・マーベル」エリアを通って、「ソーの天文台」エリアへ。部屋の中央には、ソーの武器である「ムジョルニア」が。目の前一面に広がるスクリーンでは、虹の橋ビフレストを通じて異世界へ向かうような大迫力の映像も流れます。

そのほか、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン、ウォーマシン、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ファルコンらアベンジャーズメンバーの衣装や小道具、資料の展示もたっぷり。アントマン＆ワスプの展示前では、小さな案内人が...。

「収容室」エリアでは、宿敵サノスをはじめ、チタウリやダークエルフなど、これまでアベンジャーズを苦しめてきた手強いヴィランたちが展示されています。そして、ラストにはエージェントとして相応しいかを試されるゲームも...！

このほか、ショップコーナーでは本展限定のオリジナルグッズに加え、フィギュアやステッカーなどが多数販売されています。

会場外の『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』映画公開記念Cafe by THE SUN & THE MOONでは、現在大ヒット公開中の映画からインスパイアされたフードとドリンクが楽しめます。こちらもお見逃しなく。

全身でMCUを体感できる本展。マーベルファンの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

編集部　斎藤