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【展覧会レポート】国立新美術館「庵野秀明展」

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update_2021.10.18

現在、国立新美術館では12月19日(日)まで、庵野秀明のアニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る「庵野秀明展」が開催されています。

高校、大学での自主映画制作を経て様々なアニメや映画に携わってきた庵野氏。その名前を冠した形でこうした大規模な展示が行われるのは世界初のこと。

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本展は大きく分けて、"庵野秀明"の原点と氏がリスペクトするものを展示した「過去」、アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる「現在」、氏が立ち上げたATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)をはじめ、未来へ向けた継承のためのプロジェクトを紹介する「未来」で構成されています。

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原点を探る章では、氏が幼少期から慣れ親しんだ漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料が展示されているほか、中学生時代の油絵などが一堂に会しています。中でも、氏が敬愛する映像作品が映し出された縦3m×横15mの巨大LEDスクリーンは圧巻。まさに全身で作品を浴びるような体験ができました。

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中盤では、無名だったアマチュア時代から、一世を風靡した『新世紀エヴァンゲリオン』、そして興業収入100億円を超える記録となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に至るまでが紹介されています。作品の企画書やメモ、キャラクターの発注書など、一つ一つ丁寧に見ていたら時間が足りないほど膨大な量の資料が展示されていました。

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代表作であり、氏も「自分の姿を投影する鏡のような作品」と語っていた『新世紀エヴァンゲリオン』。謎めいたキーワードや個性豊かなキャラクターは、鑑賞後に"アニメを語ること"を一段上のレベルに押し上げました。ファンの間では作品を超えて、氏個人の作家性や趣味趣向への推論が生まれ、過度にのめり込むあまり、制作者が意図していなかった斬新な発想が飛び出すことも。これまで、あくまでもTV内の物語であったアニメは、現実世界にも波を起こすほどの影響力を持ったのです。

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劇場アニメ『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(1997)後、氏はアニメーションの領域から飛び出して、実写や特撮作品も手掛けるようになります。特撮作品としてアニメ手法と特撮映画の融合を試みた『キューティーハニー』(2004)、一般映画としての怪獣映画を試みた『シン・ゴジラ』(2016)は未だ我々の記憶に新しい作品です。

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最後の章では、現在公開日を調節中の映画『シン・ウルトラマン』、そして2023年3月に公開が予定されている『シン・仮面ライダー』より、最新の情報が公開されています。

『シン・ウルトラマン』には、ウルトラマンの特徴の一つである胸元のカラータイマーがありません。これは元祖ウルトラマンのデザインを手掛けた成田亨の遺志を継いだものです。このほかにも、パッと見ただけではわからない様々なブラッシュアップがなされていますのでその違いを、ぜひ会場に確かめに来てください。本展はこのフォトスポットを含め、一部を除いては撮影が許可されています。撮影を通じて、思い出を写真に残してみてはいかがでしょうか?

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1,500点以上もの作品や資料が揃った本展。氏が生まれた1960年代当時のおもちゃや、生家から持ってきた重要品、はるばるロンドンから空輸で運ばれた作品など、見どころ満載です。国立新美術館での展示の後も大分、大阪、山口での全国巡回が決定しているので、六本木に訪れることが難しい方も、ぜひそちらに足を運んでみてください。



編集部 高橋

INFORMATION

「庵野秀明展」
会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日)
休館日:毎週火曜日休館 ※ただし11月23日(火・祝)は開館
時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
(開館時間は変更になる場合がございます。)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://www.annohideakiten.jp/

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