東京ミッドタウン・デザインハブでは2月18日(火)まで、「JAGDAつながりの展覧会 Part 3 フレフレハンカチ」が開催されています。Part 1ではマスキングテープ、Part 2ではタンブラーを制作してきた「JAGDAつながりの展覧会」シリーズ。今回のPart 3で制作されたフレフレハンカチは、一辺がスティックを挿せる形状になっており、ハンカチとしても応援フラッグとしても使えるように作られています。
フレフレハンカチのアイデアは、2011年に東日本大震災の復興支援のためにハンカチを製作したことが基になっているのだそう。その後、「JAGDAつながりの展覧会」の企画にあたり、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)が日本パラリンピアンズ協会へヒアリングする中で、パラスポーツを盛り上げるためのグッズとして誕生しました。
本展では、一枚1,500円で販売されており、アーティストへの作品使用料や製造原価を除く販売収益は日本パラリンピアンズ協会に寄付されます。
ハンカチの制作は、障害のあるアーティストの作品ライブラリー「エイブルアート・カンパニー」に登録されている作品と、JAGDAに所属するデザイナーがコラボレーションする形で行われています。それぞれの作品の原画は、アーティストとデザイナーの情報とともに壁一面にずらりと並べられているので、ハンカチになる前後の変化を見比べてみるのも面白いかもしれません。
燃え上がる炎のような色づかいと、筆で書かれた「走」の疾走感が印象的なこちらの作品は、応援席でも目立つこと間違いなし! 頑張る選手たちを応援するのにぴったりな一枚です。
他にはこんな作品も。思うような結果を出せなかった選手も、このフラッグを見つけたら思わず笑顔になってしまうのでは? さまざまなメッセージが込められたハンカチは、気持ちが落ち込んだ時に自分を励ますアイテムにもなってくれそうです。
普段の生活だけでなく、スポーツ観戦にも使えるお得なフレフレハンカチ。お気に入りの一枚を見つけに、会場を訪れてみてはいかがでしょうか。また、今回の展覧会を終えた後は、全国で展示・チャリティ販売が予定されています。詳細については、JAGDA公式サイトをチェックしてみてください。
編集部 森
東京ミッドタウン・デザインハブ第84回企画展
JAGDAつながりの展覧会 Part 3 フレフレハンカチ
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
会期:2020年1月17日(金)~2月18日(火)
開館時間:11:00~19:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://designhub.jp/exhibitions/5650/