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【展覧会レポート】国立新美術館「カルティエ、時の結晶」

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《大型の「ポルティコ」ミステリークロック》
カルティエ パリ、1923年
ゴールド、プラチナ、ロッククリスタル、ダイヤモンド、コーラル、オニキス、ブラックエナメル
カルティエ コレクション Marian Gérard, Cartier Collection © Cartier

  • 国立新美術館
  • 寒川裕人
update_2019.12.13

国立新美術館では2019年12月16日(月)まで「時間」をテーマに、カルティエのイノベーションに満ちたデザインの世界を探求する「カルティエ、時の結晶」が開催されています。

「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章から成り立つ本展、序章で来場者を歓迎するのは、「時計製造の奇跡」と称されるミステリークロックと、存在感がありながらも上品さ溢れるプリズムクロックの数々。これらの製作には時計師のほか、金銀細工師、エナメル職人、研磨師など、多くの専門家が携わり、完成までに最低でも数か月の月日を要するのだそう。

blog_20191213

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会場の構成を担当したのは、新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、従来の、カルティエの歴史に沿って展示される構成から離れ、「時間」を軸に色・素材・形などから展示の構成を行いました。また今回のために日本の古美術とジュエリーを組み合わせた展示も見どころの一つ。日本独特の美とヨーロッパ文化に根づき洗練を極めた宝飾芸術が響き合います。

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第1章「色と素材のトランスフォーメーション」では、それぞれの作品の素材づかいや色彩の観点から作品を見ることで、普遍性のある美の探求を続けるカルティエの独創的な視点と表現手法を知ることができます。

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作品が飾られるトルソーは、1,000年以上の樹齢の屋久杉や神代杉などを仏師が彫った特注品。一点ずつ端正に彫られたものであり、ジュエリーの美しさをさらに際立たせています。

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「フォルムとデザイン」の2章では、カルティエのフォルムに宿る視覚的な新しさについて、いくつかのキーワードから迫っています。写真は一風変わった卓上時計。右の大きな球体を上から覗くと、時計が現れます。球体はカルティエのジュエリーデザインを象徴する形態であり、デザインの立体性を際立たせるものとして重要視されています。

blog_20191213

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第3章「ユニヴァーサルな好奇心」では、世界中のデザインから着想を得た作品がいくつも並んでいました。日本や中国などアジアだけでなく、エジプトやアフリカなど、異文化の神秘さとカルティエの美しさを兼ね備えたデザインに、誰もが足を止めて作品を見つめます。

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このブレスレットには、大仏や宝船、提灯、扇子など日本ならではのモチーフがたくさん登場します。19世紀半ばからヨーロッパ各地で起こったジャポニスムの流行とともに、日本はより世界に知られていきました。

blog_20191213

本展には作品のほかにも、スケッチやスクラップブックなど、作品の過程を垣間見ることができる展示も多くありました。

六本木未来会議では、本展にノンキャプションシステムというまったく新しい作品解説システムを提供した寒川裕人さんのインタビューを掲載中。作品と鑑賞者の理想的なあり方を追求した同システムに込めた思いなどを伺いました。併せてお楽しみください。



編集部 高橋

INFORMATION

カルティエ、時の結晶
会場:国立新美術館 企画展示室2E
会期:2019年10月2日(水)~12月16日(月)
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日休館
※ただし、10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館
観覧料:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
展覧会ホームページ(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://Cartier2019.exhn.jp

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