六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーでつなげる当企画。今回は、六本木交差点から徒歩1分、20種類以上ものクラフトビールが楽しめる「ANT'N BEE」の店主・ 河辺牧子さん。お店では店主として、家庭では母親として毎日を過ごしている河辺さんは、六本木にどのような思いを抱いているのでしょうか?
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「24時間やることがあるところ」です。旅行が趣味であちこち行きましたが、夜でもここまで動きのある街はニューヨークか六本木くらいかと。ニューヨークも深夜2:00くらいまでしか遊べないですし、六本木が世界で一番遊べる街のような気がします。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 The bar CASK
私が六本木に来てから最初に行った、思い出のバーです。1時間の休憩時間で、勉強のために3杯カクテルを飲んだのですが、戻った際に仕事になりませんでした(笑)。このエピソードは今でも笑い話です。
2位 ボン・ムッシュ
六本木7丁目にある、居心地の良いフレンチのお店です。料理も美味しいですし、お酒も色々と取り揃えています。シェフが一人で切り盛りしていらっしゃるんですよ。
3位 東京ミッドタウンの中庭
フードコートで色々買って、中庭にあるテーブルで食事を楽しんだりします。昔はあの近くに住んでいたので、缶ビールを買って明け方に桜を見に行く、なんてこともしてました(笑)。小川があるのも好きですね。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
東京タワーです。お店のある外苑東通りのごちゃごちゃした街並みを抜けると、だんだんと周りがすっきりとしてきて、近づくほどにだんだんと大きく見えてくる東京タワーは、とても綺麗です。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
子どもが生まれるまでは、食べに行ったり飲みに行ったりすることが多かったんですが、今はまっすぐ家に帰って、子どもをお風呂に入れたり、授乳したりなど育児をしていることがほとんどです。たまに、母に子守をお願いして夫と寄り道して帰ることもあります。その時はお寿司屋さんやイタリアンなど食事に出かけたりしますね。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
私は仕事終わりに六本木ヒルズのレイトショーを観たりします。マッサージ店も、24時間やっているところがあるので、うまく活用して疲れを取るようにしています。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
お店のロゴです。デザイナーの方に作っていただき、いくつか候補がある中から選びました。日本で働く人たちは、"働きアリ"や"働きバチ"に例えられることがありますよね。このお店の名前には、そんな働き者の皆さんに、巣のような形をしたこの地下の飲み屋で、家に帰ってきた感覚でビールを楽しんでもらいたい、という意味が込められているんです。パッと見でアリとハチということも分かりやすいですし、文字のNの部分が小さくなっているところもリズム感が出ている気がします。元気でにぎやかな感じがあるので、とても気に入っています。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
入れ替わりが激しい街なので、近所や隣人ともっと仲良くなれることができればいいんじゃないかと思います。私自身も、同業者以外の付き合いがあまりないのですが、そういった狭い範囲での交流ではなく、"六本木で働いているもの同士"でお互いに気持ちいい挨拶を交わせるような街作りができたらいいですよね。
Q 08
前回出演した方(大町匡さん)とのつながりを教えてください。
A
六本木で働き始めた頃は、同じビルの2階にあるアボットチョイスで働いていたのですが、そこに大町さんもよく来てくださっていて、同い年ということもあり、よく一緒に遊んだり昼まで飲んだりなどしていました。
no.059
河辺牧子さん
30代・飲食店店主
六本木歴11年