六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーでつなげる当企画。今回は東京ミッドタウンのある大通りから少し入ったところにある、知る人ぞ知る飲食店「魚輝 六本木店」で店主を務めている高柳輝人さん。口コミサイトでも「六本木で魚を食べるなら絶対ココ!」「こだわりの日本酒がたまらない」など高い評価を得ている人気店です。普段は築地での仕入れや料理の研究でお忙しい高柳さんの目に映る六本木の姿とは?
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「きらびやかでにぎやかな街」ですかね。でも、お店の周辺はまた違った落ち着いたイメージがあるように感じます。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位は...と言いたいところですが、六本木という場所にこだわらず色々なところに出かけるので、六本木のベスト3とかはあまりなくて。昔、お店の近くに住んでいた時は、映画館だったり、東京ミッドタウンの公園に足を運んでいました。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
あまりそういうことを意識してなかったので、難しいですね。景色と言ってもビルしかないですし...(笑)
ただ、六本木らしいな、と思った景色は、お店を出たところから見えた六本木ヒルズと東京ミッドタウンですね。今はビルが建っていて見えないのですが、その時は両方とも見えたんですよ。あと、外苑東通りを車で走ったり、歩いたりしていると、東京タワーが見えてくるんです。そんな時に六本木らしさを感じますね。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
我々飲食店勤務者だと、仕事が終わってそのまま飲みに行く感じですかね。仕事が終わる時間が深夜0時過ぎになってしまうので、行くところはだいたい決まってます。
六本木で働いている方々におススメするアフター5の過ごし方としては、高単価なお店から、手ごろな価格のお店まで、色々なおしゃれなお店があるので、そういうところに行くのはどうでしょうか...。その後に六本木ヒルズに映画を観に行ったりすると楽しいかもしれませんね。お店に来る人の中には、美術館に行ってから、という方もいらっしゃいます。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
やっぱり、ほかの店舗の方と飲みに行って話したりすることですかね。深夜に終わる仕事の関係上、同じ業界の人と話すことが多いです。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
うちの店なんですが...木目調を基調にしたデザインの店内ですね。木がとても好きなんです。それと、このアンティーク系の扉や照明も好きですね。アットホームでぬくもりを感じます。これらは店舗のデザインをしてくれたデザイナーが集めてきてくださって、その中から選びました。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
そうですね、最近では一部の場所でハロウィンやアートフェスとかをやっていることが多くて、そういったイベントを街全体でやったらいいのではないかと思います。ほかには、飲食でまとまって、何かをやったことがあまりないので、それも面白いかもしれませんね。
やっぱり、六本木には「危ない」というイメージがあると思うんですけど、東京ミッドタウン側のような落ち着いた大人のイメージもあるので、そこをアピールしていけたらいいかもしれません。
Q 08
前回出演した方(福留達成さん)とのつながりを教えてください。
A
うちがオープンした少し前くらいに、向こうのお店もオープンしたんです。福留さんが店長をやる前に、うちに食べに来てもらって、そこで仲良くなりました。話していくうちに、僕の妻と同じ出身地だということ、そして妻の幼馴染と福留さんが共通の知り合いだということが分かって、打ち解けていきました。そこから、飲みに行ったり、色々なことについて相談したりしていますね。
no.054
高柳輝人さん
30代・飲食店店主
六本木歴7年