ずっと気になっていたものの、六本木未来会議では訪れるチャンスを逃していた、六本木のカルチャースポット「EX THEATER ROPPONGI」についに行ってきました。
その場所は、六本木ヒルズの向かいに鋭くそびえ立つテレビ朝日のオフィスビルEXタワーの1F~地下3階フロア。
2013年11月にオープンして以来、著名アーティストのライブやパフォーマンスが日夜開催されていて、まさに六本木に新しい風を送り続ける都心型ライブハウスとなっています。
そして何を隠そう、ここを訪れたのは、徳川家康没後400年を記念した特別展「大 関ヶ原展」(東京展)の記者発表会に出席するため。館内エスカレータを下った地下3階の大シアターで、"歴女"としても有名な女優の杏さんがスペシャルサポーターに就任し、展覧会の概要がお披露目となりました。杏さんといえば、アートにも詳しい印象がありますが、歴史に対する造詣が深いのには驚きで、好きな戦国武将について聞かれた際に単に色々な名前がすらすらとでてくるだけではなく、その人毎のエピソードをぱっと答えられる即妙さ。歴史の授業を振り返ってもなかなか聞きなじみのない、「蒲生氏郷(がもううじさと)」公についても話がでた時は、思わず本物だ、と思ってしまいました。話に引き込まれて、ついつい歴史小説を読みたくなってしまいました。
「大 関ヶ原展」のスペシャルサポーターに就任した女優の杏さん(中央)。ご当地キャラのはままつ福市長出世大名家康くん(右)、長浜市観光キャラクター三成くん(左)
「大 関ヶ原展」自体は、開催場所こそは六本木ではなく、両国の東京都江戸東京博物館となるのですが、天下分け目の戦にまつわる品々が一挙に公開されるとても貴重な展覧会となっています。数々の国宝や重要文化財などが、かつてない規模で展示される点は見逃せないポイントですが、ジオラマ・プロジェクションマッピングによる「生きた合戦図」が登場するなど、メディアアートとの融合を図った展示にも非常に興味をそそられます。
編集部 狩谷
information
■展覧会名:「徳川家康没後400年記念 特別展 大 関ヶ原展」
■会場:東京都江戸東京博物館
■会期:2015年3月28日(土)~2015年5月17日(日)
■開館時間:09:30~17:30(土曜は19:30まで開館)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※4月6日(月)、13日(月)、20日(月)休館
※会期中展示替えがあります。
■入場料:(当日)一般¥1,350、大学・専門学校生¥1,080、小学生・中学生・高校生・65歳以上¥680
(前売)一般¥1,150
※詳細およびチケットのお買い求めは、公式サイトで最新情報をご確認ください
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:http://sekigahara2015.com/