今回はサントリー美術館にて行われる「徒然草-美術で楽しむ古典文学」展のご招待チケットを5組10名様にプレゼントします。
徒然草絵巻 海北友雪筆
二十巻のうち巻一(部分) 江戸時代 17世紀後半
サントリー美術館蔵
皆さんが一度は触れたことのある古典文学、『徒然草』。鎌倉時代後期、兼好法師によって書かれた作品です。「つれづれなるままに」の序段が耳に残っている方は多く、また『枕草子』・『方丈記』とともに日本三大随筆であることは、多くの方がご存じでしょう。
しかしそんな有名な『徒然草』は、成立後100年あまりもその鑑賞の歴史をたどることができなかったそうです。『徒然草』の本格的な享受は慶長年間(1596~1615)に始まると考えられ、江戸時代になると、『徒然草』は研究、鑑賞、そして創作への応用など、さまざまな分野で多様な展開を示すようになりました。そうした『徒然草』流布の過程で、〈徒然絵〉とも呼ぶべき絵画作品が登場するようになります。
こちらの展覧会では、近年館蔵品に加わった絵巻を初公開するとともに、屏風や絵本などの美術作例を通して、一度は読みたい、今こそ知りたい『徒然草』の名場面をたどります。
17世紀半ば以降、『徒然草』は章段に区切ることが常識化し、各段は独立して鑑賞されることが多くなりましたが、『徒然草』の生成過程を想起しながら、章段の連続性に注意を向けることで、兼好がどのような内面性に根ざして『徒然草』を執筆したのか、その思いにどのような変化・深化が生じたのかを探ります。
兼好の心うつりゆく世界を、美術作品とともにぜひお楽しみください。
締め切り:5月20日(火)
※こちらのプレゼントの募集は終了いたしました
【プレゼント概要】
当選者数:5組10名様
応募締め切り:5月20日(火)
プレゼント内容:「徒然草-美術で楽しむ古典文学」展ご招待チケット
会期:2014年6月11日(水)~7月21日(月・祝)
開館時間:10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)
※7月20日(日)は20時まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
会場:サントリー美術館
URL:http://suntory.jp/SMA/
観覧料:一般1,300円、学生(高校・大学生)1,000円、中学生以下無料
主催:サントリー美術館、朝日新聞社
※プレゼントご招待チケットを上記対象展覧会にてご利用の方は観覧料は必要ございません。
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。
※ご応募はお一人につき一回に限ります。