先週末、六本木に沢山のアートファンが訪れました。そう、「六本木アートナイト2013」です。
コアタイム(=プログラムやインスタレーションが集積する時間)が日没から日の出まで、というオールナイトでアートを楽しむこのイベント。今年で4回目を迎えました。日没少し前の17:30から東京ミッドタウンアトリウムで六本木未来会議の公開トークイベントが開催されました。
ゲストは現代アーティスト集団Chim↑Pomエリイさん。そして、スペシャルゲストとして、同じくChim↑Pomのリーダー卯城竜太さん。この二人の対談でインタビュースタートです。
会場となったのは、Chim↑Pom×BABOTによる矢印の大きなアート作品があり、三嶋章義氏演出の空間。
インタビューアーに橋場一男さんを迎え、六本木との関わり、デザインとアートの街にするアイデアなど共通の質問をしていきましたが、かなり本音なライブ感溢れるトークとなりました。この日の内容をまとめた記事公開は4月17日(水)と少し先になってしまいますが、当日来場できなかった方、是非、楽しみにしてください。きてくださった方は感じたと思いますが、来場した方でないと聞けないぎりぎりの内容もあり、すごく刺激的な公開トークとなりました。どの部分が記事になり、どの部分が記事にならないのかは、当日までのお楽しみです。
卯城さんが、アートではなく「美術」という言葉をつかっていたのが特に印象的でした。アートは知れば知るほど好きになる、というエリイさんの言葉も、あ、そうだ、もっとアートを勉強してみようかな、と以前の佐藤可士和さんのインタビュー以来の勉強心がくすぐられる内容でした。もっと美術を勉強したくなった一日でした。この後朝まで様々なアートブログラムが六本木全域で実施されたのですが、その様子はまた次回のブログでご紹介します。
編集部井上