取材後にすっかりハマってしまいまして、最近では夫婦共に会田誠さんが気になっています。居酒屋などでもつい軽い論争と言いますか、自分の中にある会田誠さんの解釈を押し付け合ってしまったりと、端から見ると相当面倒臭い夫婦になってしまっているんです。
そんなわけで片っ端から会田誠さん関連の本を買い漁っているのですが、その中でも表紙が面白かった2冊の美術手帖をご紹介させていただきます。
美術手帖。このサイトに携わるまで触ったこともなかった美術誌なのですが、美術全般に興味がなくても、スイスイ読めるのが不思議です。基本的に「芸術家なんて何も偉くない」ということを2008年5月号でも、2013年1月号のインタビューでも語られていました。
適当なスタンスに見えて、実はすごい裏テーマや課題を抱えているんだろうな、とも思えるし山口晃さんが司会を務めたニコ生では「電信柱、カラス、その他」という作品の前で「Chim↑Pomのパクっちゃった。後輩のをパクっちゃった」とビッグスマイルで語られていたりと、つかみ所がない感じが、また私たち夫婦を引きつけます。
六本木アートナイトではオルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」の特別公演が森美術館にてある、という情報もキャッチしました。残念ながらもう定員オーバーなのですが、映像配信を期待するばかりです。
まだインタビューを読んだこと無い方は、辛酸さんと会田さんのコチラの記事をぜひご覧ください。
編集高橋