以前、自分なりにデザイン事務所のことを考えてみたのですが、今回は今まで見てきた、様々な編集部を思いだし、またも自分なりにまとめてみたいと思います。ここでの編集部とは集まりのことを指すのではなく、いわゆる部屋のことです。
ちなみに写真はライノという会社の編集部です。手前にいるスタッフの机の傍らにはレモンがありますね。レモンのニオイで自らの体臭を消そうとしているのでしょうか。
まず、最初にハッキリ言っておきますが、何かと汚いのが編集部です。思い出しても汚さ具合といいますか、個性的な汚れとその理由、ニオイが頭の中に呼び起こされます。
①ノラネコがいた。
→高田馬場にいまでもある、有名な出版社のある編集部には、ノラネコが生息していました。その編集部にはいっつも酔っぱらっている編集者がいて、その方が拾ってきてから住み着いてしまった、と聞きました。トイレとかどうしていたのか気になります。
②汚い寝袋。
→夜遅くまで仕事をすることが多い編集者。締め切りに追われると何日も家に帰らない編集がいます。自分が見たのは飯田橋にある編集部で、平日の16時くらいにもう寝ている編集がいました。変わっていますよね。寝ないで仕事をしたり、徹夜を敢行して仕事を続けている人をみると、偉いなと思いつつ、量とかスキルに問題があるんじゃないのかなと思います。余談ですが。
③尋常じゃない紙と本の量。
→主に資料なのですが、紙と本だらけです。その編集部が刊行した本、献本や編集が買ってきた本が集まって、それはもう偉いことになっています。スキャンしてデータ化するぞ! と思っても、実際はやらないのです。
④ラジオ(J-WAVE率が高い)
→これはどこの編集部にも言えることですが、大体ラジオがデフォルトでついていて、GROOVE LINEを選局しているところが多かったような気がしています。16:30頃からDJミックスのコーナーが始まるのですが、編集長がそのコーナーを嫌いな場合は、新人の編集がサっと音量を絞るのが通例です。
この未来会議も携わっているスタッフが自分たちのことを「編集部員」と言うことがありますが、編集が集まる部屋はありません。便宜上使っているのと、チーム感を高める意味で言っています。
編集高橋