日本人の休暇先としてポピュラーなハワイ。私自身、海外にはよくいくのですが、実はハワイデビューをしたのはつい数年前。定番すぎて避けてきたのですが、親族の結婚式出席のために初上陸して以来、すっかりハワイファンになってしまい、毎年きています。
マリンスポーツはもちろん、ゴルフやショッピング、ダイニングなど、大人からこどもまで一日中楽しいことがいっぱいなここハワイなのですが、今回と次回のブログで、ハワイはオアフ島のちょっと違った楽しみ方をご紹介します。
「デザインとアート」を掲げる六本木未来会議的ハワイの過ごし方は、ズバリ、「ハワイでも美術館へいってみよう」!です。
まず訪れたのは、ワイキキ中心街から西方面にある「ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)」。
ニューヨークの建築家、バートラム・グッドヒュー氏の設計による建物は、自然な光を室内に最大限にとりこむハワイの気候を活かした造りになっているそうです。
この美術館で面白いな、と思ったのが、所蔵品の種類。日本美術、中国美術、韓国美術、インド美術、東南アジア美術、インドネシア美術がぐるっとチャイニーズコートを囲むギャラリースペースにて展示されています。そして、地中海コートヤードの周辺には、ヨーロッパやアメリカ美術の作品が、古美術から中世ルネッサンス、印象派、モダニズムといった感じでスペース毎にわけられ、展示されているのです。
そして企画展も同時に実施されていて、ヨーロッパ美術スペース近くでは、シャガールの作品がアラビアンナイトというテーマのもと展示されていました。
一度にいろいろな国の美術に触れることができるので、美術で世界旅行をしているような感じになります。アフリカ美術はあまりなかった印象ですが、、。
気候がとてもよく、常夏のハワイでは歩いているだけで、日が照りつけてきて、少し暑いなと感じたりするのですが、温度があがった体をクールダウンするには、お散歩で寄り道するのもいいかな、と思ったりもします。
しかし、結構美術館の中は広く、大人は10ドルはとられるので、美術館はちょっと、、、という方には、是非、併設されている、ミュージアムカフェでランチがオススメです。
ランチ営業のみ(11:30-13:30)なので、到着した15時には既に閉店していました。。。
日本人作家金子潤氏の大きな陶芸作品が並ぶオープンエアのカフェは、ホノルルでも人気のランチスポットとしても知られているのだそう。味のレベルも高いそうです。ここは美術館の入場料を払わなくても、入ることができるので、カフェ的な使い方もできそう。
ミュージアムショップで、会田誠さんの絵が表紙になっている本を発見。来週土曜日からはいよいよ森美術館で、会田誠さんの展覧会がはじまるな、なんて思いながら、ぱらぱらっと立ち読み。
もちろん、サーフィンも楽しいですが、今度もしハワイにいく機会があったら、是非美術館に立ち寄ってみてくださいね。何か新しい発見があるかも知れません。
編集部R