先週金曜日を皮切りに、いよいよ大型「デザインイベント」が始まりました。まずは、東京ミッドタウンの「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」、「Tokyo Midtown Award」の様子をいちはやく六本木未来会議の読者のみなさま向けにレポートします!
まずは、先週編集部ブログでもご紹介した建築家谷尻誠さんによる「MOUNTAIN GYM」。ついに完成して、DESIGN TOUCH初日にお披露目されました。
完成前から見ていたので、人がのぼり始めたことに感動です。
こどもたちは躊躇せずに、どんどん上を目指します。中にもぐったりもできるので、本当に楽しい。大人もわくわくしてみんな上を目指します。看板にでている注意書きも忘れてしまうくらいです。
撮影の後は、MOUNTAIN GYMのてっぺんで、お話をお伺いします。チェックのシャツが谷尻さん。一番上は、高さ4m。一緒にのぼりたかったのですが、スカートだったので、NGでした。昇りたい人は、パンツでこないと昇れませんのでご注意を。
とはいえ、途中までのぼってみました。次回は上までのぼりたい。
この日のインタビューの様子は、今週中に特別コラムとして公開予定ですので、是非ご覧ください。
次に編集部が向かったのがこちら。Tokyo Midtown Award 2012 授賞式会場。16:30から開始前のリハーサルが行われていました。
Tokyo Midtown Awardとは、東京ミッドタウンが行っている今年で5回目となる、デザインとアートのコンペ。毎年DESIGN TOUCHの時期にあわせて受賞作品の発表と授賞式が行われているのです。
デザインコンペの今年のテーマは「安心」。
グランプリを獲得したのは、市田啓幸さんの「おまもりカイロ」。ホッカイロがお守りになっているとうこの作品。受験生への安心を届けるには、ぴったりのグッズ。
アートコンペのデーマは「都市」。太田遥さんの『「中にいれてくれ」、と屋外は言った。』がグランプリを受賞。東京ミッドタウンのメトロアベニューの壁と同じ素材を使って、屋外が中にはいってしまった、不思議な作品。
この他にも、気になったのはこちらの作品。
大村雪乃さんの「Beautiful midnight」。この作品、東京の夜景をモチーフにしていますが、近づいてみると、文房具の丸いシールをはってつくっているものなのです。そして、面白いのが、東京ミッドタウンにあるホテル、ザ・リッツカールトン東京のある一室に実際に宿泊して、そこから見た眺望を再現したものだそうです。
展示は11月25日(日)までですので、是非みにきてください。一般の方が人気作品を選ぶ、東京ミッドタウン・オーディエンス賞も開催していますので、投票するのも楽しいですね。
授賞式には、各コンペの受賞者の方と、六本木未来会議でもインタビューさせていただいた、小山薫堂さんや柴田文江さん、中山ダイスケさんなど、顔なじみの方も出席されていました。
当日の様子は、Ustreamでも配信しています。。
明日からは、東京デザイナーズウィーク、明後日からは DESIGNTIDE TOKYOが開催されます。編集部では、六本木界隈のデザイン情報を集中的にレポートしていきますので、毎日チェックしてみてください。
編集部R
=====お知らせ=======
いよいよ、11月4日(日)に、六本木未来会議公開インタビューを開催します。ゲストは、アートディレクター長嶋りかこさんと現代美術家椿昇さん。谷尻誠さんのつくったジャングルジムの前に特設ステージをくんでお届けします(※雨天時は会場変更)。是非、おこしください。詳細はコチラから。