本日はつい先ほど読み終わった本について。
六本木未来会議にもご登場いただいた小山薫堂さん。「六本木だから、6本の木があって、そこにアートの実がなっている」、というアイディアをインタビュー内で語っていただきました。
そんな小山さんの著書、「小山薫堂 幸せの仕事術」という本が、つい先日NHK出版から出版されました。小山さんは、肩書きこそ「脚本家/放送作家」と打ち出されていますが、大学教授をされていたり、ホテルのプロデュースをしていたり、つい最近では、京都にある創業150年を超える老舗料亭の経営を引き継いだり、本当に多岐に渡るジャンルでお仕事をされています。たまにお仕事で小山さんと直接お話する機会もあるのですが、いつも本当に楽しそうに毎日を送っているな〜という印象。本書では小山さんの毎日を楽しくしている、小山さん流仕事術が紹介されています。
日常の延長上で、ちょっと見方をかえたり、少し工夫を加えるだけで、ぐっと毎日がおもしろくなるなんて、しかもそれがお金がかかりません、なんてことだったら、是非実践したほうがいいですよね。
この本を読んで、わたしがまず実践しよう!と思ったのは、タクシーの運転手さんに話しかけること。
六本木を縦に貫いている、外苑東通りという道路があるのですが、六本木交差点から東京タワーに抜けるわずか200メートルの距離で毎晩必ずタクシー渋滞が起こっています。ここを抜けるのは、渋滞していなければ、ほんの10数秒程度なのですが、夜は、5分〜10分かかってしまって、歩いたほうが早いので、タクシーに乗る場合は、その渋滞ゾーンを抜けてからひろうようにしているのですが、ちょっと視点をかえて、今度は、あえて、その渋滞の時間を利用して、運転手さんに、六本木についてきいてみようと思います。この界隈でタクシー界で熱いスポットとか、何か面白いエビソードとか、きっと、普段では気づかないようなことを教えてくれそうな予感がします。
これまで渋滞のイライラだけだった時間が、思いがけない情報が得られる時間に変化するカモ!?知れません。早くタクシーに乗りたくなってきました。
編集部R