今年の夏は、ロンドンオリンピック観戦で夜更かしした結果、眠い朝を向かえた方、多かったのではないでしょうか?今日はオリンピックのメダルについての話です。
ロンドンオリンピックの報告会と題して、体操の内村航平選手をはじめとするKONAMI競技部所属のメダルを勝ち取った4選手が、先日東京ミッドタウンに登場し、5,000人が会場を湧かしていましたが、その選手たちがとったメダルが現在ミッドタウン、キャノピー・スクエアで今週日曜日まで展示中とのことで、早速見に行ってきました。
だいたい15分くらい並んでついに人生初のオリンピックのメダルと遭遇。
やっぱり、一等賞!の金メダルに注目が。
見ているだけで、運気がUPしそうな、ゴールドメダル。うっとりです。
今年のオリンピックのメダルについて気になったことを3つ。
1. ロンドンオリンピックのメダルの総数は4,700個!
世界中の国や地域に一回のオリンピックでそんなに多くの数のメダルが行き渡ると思うと、一つのメダルの重みが減りそうですね。でも、テレビでは放映されていない種目もあり、全日程で、302回表彰式がロンドンのあちらこちらで開催されたこと、団体競技ではそれだけでメダルの数がぐんとあがることなどを考慮すると、4,700個もいろんなみかたができます。
2. 金メダルは夏期五輪史上最重。
今回の金メダルは、直径8.5cm、厚さ7m、重さ375〜400g。夏期オリンピックメダルとしては史上一番の重さとのこと。昨今金銀の価格も高騰しているので、その価値も過去最大!?でしょうか。金メダルの成分は全部金と思っていましたが、内訳は、金メダルには金が1.34%、銀が92.5%、銅が6.16%。え、金は2%以下で、あとはほとんど銀?気になったので、他の色のメダル成分も見てみると、銀メダルには銀が97.5%、銅が7.5%、銅メダルには銅が97%、その他の金属が3%。金メダルは銀メダルにちょっと毛が生えたようなもの(その毛の色は金)だということ?でも、多くの試合で、本当に紙一重のところで金か銀が決まると思うと、それは成分的にも納得がいくものなのかも知れません。
3.メダルデザイン
メダルの丸い形は「世界」を表現していて、夏のオリンピックのメダルの表面は、毎回共通のデザインで統一されているそうです。パナシナイコ・スタジアムから飛び立つ、ギリシャ神話の女神ニーケーがあしらわれたデザイン。2004年のアテネオリンピックで76年ぶりにデザイン刷新があり、その後北京、今回のロンドンと適用されているデザインです。冬のオリンピックのメダルは表も裏も自由にデザインできるそうですが、夏期は裏面のみ。今年はイギリス出身の装飾アートを中心に活動しているDavid Watkins氏がデザイン担当。ミッドタウンの展示では、金メダルが1つだったので、裏面は見られませんが、銀メダルも裏面デザインは同じなので、銀メダルでチェックすることができます!
メダルは、明後日26日(日)まで展示中です。詳細はこちらから。
編集部R
>参考:ロンドン五輪公式ページ