今日はいつも六本木交差点を通る時に、飯倉片町方面に目を向けるとそこにある、東京タワーについてです。
写真は本日8時の東京タワー。御成町方面から。
1958年の12月に完工式が行われた「東京タワー」。正式名称を日本電波塔と言うそうで、その名の通りラジオから地上アナログ・デジタル放送と、多種多様な電波を発信・経由したりと、ランドマークの役割と同じくらいに日本の通信をサポートしてくれました。
個人的にスカイツリーよりも大好きな点が3つあります。以下に(勝手に)まとめました。
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赤くて鉄塔たるデザイン。
デザインはドイツのシュツットガルトテレビ塔を参考に設計をしているそうです。そして誰もが最初に「東京タワー」聞いて連想する、赤みがかったオレンジ色ですが、当時、航空法の改正などがあり、少しずつ赤みを強くしているんだとか。人に歴史があるように塔にも歴史があるのです。
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333Mという高さ。
実業家であり政治家でもあった前田久吉氏が「建設するからには世界一に」と高さの意義を主張し、エッフェル塔を21Mも抜いて、当時の自立式鉄塔としては世界最高だったそうです。全高333Mになったのは、展望台を設置して、塔の下に5階建ての科学館をつくりつつ、関東地方全部をカバーできる高さを調査したところ、偶然ゾロ目になったんだそうです。
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明快なネーミング。
国民に呼ばれ、親しまれている名称「東京タワー」。実は完成直前に名称を公募したそうです。一番多かった名称は「昭和塔」で、続いて「日本塔」「平和塔」だったようです。「東京タワー」での応募は全体の0.26%と、かなり少なかったのですが、名称の査会に参加していた日本の元祖マルチタレントの徳川夢声氏の鶴の一声で強引に決まったようです。「昭和塔」だと、、、ちょっとイメージが違いますよね。もはや。
写真は本日21時頃のタワーです。六本木交差点付近から。
明日は六本木未来会議の会議でまた六本木に来ます。そして自然とタワーを見るはずです。
編集J