こんばんは。編集部のMです。
みなさん、『六本木未来会議』は楽しんでいただけていますか?
六本木を訪れた事がある人も、またそうでない人も、皆さんに楽しんでいただけるような、六本木のいろんな魅力を伝えていければと思います。
いきなりですが、みなさん『サントリー美術館』ってご存知ですか? むかし赤坂にあった美術館は、2007年に東京ミッドタウンの3階に移転。毎年多くの企画展を開催しているんです! 今日は、そんなサントリー美術館で開催されている「沖縄復帰40周年記念 紅型 BINGATA-琉球王朝のいろとかたち-」に行ってきました。
そもそも皆さん、"紅型"ってご存知ですか?読み方は、"ベニガタ" でも "コウガタ" でもありません。"ビンガタ" と読みます。聞いたことがない方も実物を見れば、すぐにピンとくるはず。カラフルで美しいテキスタイルが特徴の沖縄の伝統衣裳に用いられる染色技法のこと。沖縄名菓のパッケージや、お土産店で売られているティッシュケース等のデザインによく用いられていますよね。
展示を楽しみにしている方も多いと思うので、少しだけ内容を紹介すると...。今回の展示では琉球王家の紅型や、初公開となる松坂屋コレクションの紅型などを展示。まだまだそのルーツに謎が多い紅型への理解を深める貴重な機会となっています。
"紅型"といえば、黄色地に朱の花が描かれていて...とイメージされる方がほとんどだと思いますが、その姿は様々。清楚なブルー地のものから鮮やかな朱色、はたまたシンプルな白地まで、当時の琉球の人々の美意識の高さを感じさせる、多種多様な作品を見る事ができます。
実は私の母の故郷は沖縄。その文化に触れる機会も人よりは恵まれているはずでしたが、紅型に関してはまだまだ知らない事が多いと実感。その奥深さに魅せられてしまいました。展示は6月13日(水)~7月22日(日)まで開催していますので、みなさんぜひ足を運んで、琉球の歴史を堪能してください。