六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをして、リレーで繋げる当企画。今回は、久々に女子の登場です。出版関係のお仕事をしている八田怜子さんは、学生時代から六本木にはよく来ていたそう。女性ならではの目線やアイデアにも注目!
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「融合の街」だと思います。昼と夜の顔が全然違うのが六本木の特徴ですよね。昼はビジネス、アート、芸術、ショッピングや学び、デートといったイメージで、夜はまた少し違った雰囲気。行き交う人の国籍から年齢から幅広い。いつ行っても違う顔があるのが飽きなくて面白いですよね。
学生時代にはイベントのインカレサークルに所属していて、六本木ヒルズや東京ミッドタウンがまだなかった頃の六本木にもよく遊びに来ていました。イベントでよく利用していたお店やクラブも路地裏にあちこちありましたが、今はもう残っていませんね。
六本木ヒルズや東京ミッドタウンができたことで、薄暗くてちょっと怖いイメージだった街に新しい光が射しこんだような、街全体のイメージが一新されて明るい方向へ変わってきたような感じがしています。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 中国雲南料理 御膳房 六本木店
雲南料理はいわゆる薬膳料理で、日本食のルーツともいわれています。お気に入りは烏骨鶏のスープ。シンプルな味だけど後から暖かさがジワッとくるような発汗作用のある薬膳スープです。薬膳料理の中でも雲南料理は薄味で、ダイエットや美容にとても効果的なので、女性におすすめ! 芋洗坂の朝日神社のそばにあります。
2位 欅くろさわ(けやき くろさわ)
芸能人もよく来る、老舗のお蕎麦屋さんで、内装も落ち着いていてすごく居心地がいいです。他に、麻布十番やテレビ朝日の近くにも店舗がありますが、会社から近いということもあり、私はグランドハイアット側のこのお店によく行きますね。個人的なおすすめメニューは、ランチの親子煮膳。少し体調が悪いときにもうれしい、優しい味がお気に入りです。夜は静かで落ち着いていて、気取らなくてもいいお店、どんなシーンにも使えるのがいいですね。
3位 ローダーデール
六本木ヒルズ脇のけやき坂通りにあるお店で、夜はダイニングバーになりますが、昼はカフェっぽい雰囲気。このお店の魅力は、なんといってもオープンテラス席! 都会にいるのを忘れてしまうような緑たっぷりの景色が眺められるので、一人でのんびり気分転換したいときによく行っています。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
六本木ヒルズ内の、レジデンスに向かう連絡通路から眺める景色がお気に入りです。けやき坂のイルミネーションと合わせて、東京タワーがちょうど目の高さに見えるところが好きです! イルミネーションの時期には特設のベンチも設置されています。会社帰りにこの景色を眺めて癒されるのが日課(笑)。
先日イルミネーションは終了してしまいましたが、逆に東京タワーが際立って見えるので、改めて綺麗だな〜と、日々癒されています。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
仕事が終わるのが遅く、どこかへ出かけるには微妙な時間になってしまいますが、寄り道するとしたら六本木ヒルズですね。ヒルズ内のお店は遅くまで営業しているので、とてもありがたいです。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
六本木通り沿い明治屋の裏側あたりにひっそりと佇んでいる「出雲大社東京分祠」に、ときどきお参りに行きます。ちょっとしたパワースポットになっていて、縁結び祈願の人や、近くの会社の人たちが氏神様として参拝に来ているみたいです。私も厄年のときに、ここで厄除けの祈祷をしていただきました。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
最近ハマっているファッションブランドが「ケイト・スペード ニューヨーク」。六本木ヒルズにもお店が入っているので、ときどき立ち寄ります。最近のお気に入りは写真のポーチ。色使いがポップでかわいいし、素材が丈夫で使い勝手もいいんですよ♪ 気に入りすぎて、もう一つ同じものを買って妹にプレゼントしちゃいました(笑)。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
昼のイメージと夜のイメージがあまりに違うので、その差がもう少しフラットになるといいのではないかなと思います。具体的にどうしたら良いかまでは思いつきませんが、ただ、街のイメージって、そこに集まる人の質や雰囲気そのものだと思うのです。だから、どんな人に集まって来てほしいかによって街づくりは変わってきますよね。
たとえば六本木ヒルズや東京ミッドタウンに似合うようなお洒落で快活な女性を増やしたいのであれば、歩道をもっと広くして、ヒールを履いた女性でも歩きやすいように舗装したらいいのではないかと思います。他は、新宿や渋谷のように地下街を充実させて、ヒルズとミッドタウンが自由に行き来できるようになれば、もっと便利ですね。
Q 08
前回出演した方(大深さん)とのつながりを教えてください。
A
大深さんとはマスコミ業界で共通の知り合いが何人かいます。その繋がりで今でも仲良くさせていただいています。
no.017
八田 怜子さん
30代・出版関係
六本木歴3年