六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをして、リレーで繋げる当企画。今回登場するのは映像関係のお仕事をしている大深一樹さん。根っからのひきこもり体質だという大深さんから見た六本木の姿とは......!?
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
六本木というと「夜」や「お酒」のイメージが強い人も多いのでしょうけど、僕はお酒が一切飲めないので、それはないんですよ。僕にとって六本木は、六本木ヒルズと東京ミッドタウンという2大オシャレな建物、っていうイメージです。
六本木では8年くらい働いていますが、基本、会社と家の往復なので、あくまで「都会」「ビジネス街」「会社」の印象が強いですね。飲み屋が建ち並んでいるあたりなんて、怖くて足を踏み入れられません(笑)。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 乃木坂から見た六本木ヒルズのたたずまい
お店にほとんど行かないので、お気に入りの風景でもいいですか? 乃木坂から六本木に向かう道の途中にトンネルがあって、そこを抜けた先にある階段から見える六本木ヒルズの様子が、一番のお気に入りです。トンネルの両サイドが壁画みたいになっていて、そのアングラ感? アナログ感?と、先進的で都会的なヒルズの姿とのコントラストが素敵だなって思います。
2位 ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション
三ツ星シェフのロブション氏が監修したパンとお菓子の店で、パンがすごくおいしいんですよー。酵母パンなんかもあって、健康が気になる30代にはうれしいですね。ここでパンを買って、会社の机でもしゃもしゃ食べています。
3位 テレビ朝日通りのイルミネーション
今の時期、テレ朝通りのイルミネーションがすごいんですよ。上京して、初めて見たときには衝撃を受けました。あまりに明るくてオシャレで、「常時こんな感じだなんて......」って。兵庫県の明石出身の田舎ものなので(笑)。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
すみません、前の質問の1位がそうです(笑)。僕、基本ひきこもり体質なので、会社にいる時は会社に、会社を出たらまっすぐ帰って家にひきこもるので、あんまり外のことを知らないんですよ......。ただ、そのぶん、六本木の街を今でも新鮮な目で見られているかもしれないですね。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
仕事が終わったらまっすぐ家に帰ってひきこもるので、六本木でアフター5を過ごすことはないですね......。「六本木の行きつけの場所は?」って聞かれたら、「会社」って答えますもん。それって変ですかね? うーん、たぶん僕、会社が好きなんでしょうね、あと、仕事も。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
駅のそばのルノアールでタバコを吸いながらぼーっとしているときが一番リフレッシュできる時間です。最近、タバコを吸える場所が減っていますから、貴重ですよね。会社でも吸えますけど、ホントに疲れていてリフレッシュしたいときや、時間に余裕があるときはルノアールまで足を伸ばしています。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
イームズの「シェルチェア」です。脚がワイヤーの、一番スタンダードなタイプ。自宅の換気扇の下に置いていて、そこに座ってタバコを吸っています。色が白いので黄ばみが気になってきたら、たまに漂白剤できれいにしています。
僕にとって、一番シンプルで機能的で、美しいなって思うのがイームズのシェルチェア。いらないものを削ぎ落とした究極の機能美というか......。飾りっ気のあるデザインも好きなんですけど、最後にたどり着くのって結局シンプルなものなんですよね。
シンプルなもので身の回りを揃えると、そこにいろいろ足してカスタムしていきたい欲求にも襲われますが、ゴチャゴチャしちゃうのでなるべく我慢しています(笑)。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
完全に個人的な願望ですが、大江戸線から続く地下道をつくってほしい。僕は大江戸線で通勤していて、会社に行くのに一度地上に出ないといけないんです。雨の日なんかだと中途半端に傘をささなくちゃいけないのがとても不便で。
あと、ヒルズとミッドタウンのアクセスや連携が、もう少し充実するといいなって思いますね。六本木の2大シンボルなのに、まったくつながっていない感じがするので。たとえばヒルズとミッドタウンの間に地下街をつくるとか、エンターテイメント性もあったらいいですね!
Q 08
前回出演した方(森さん)とのつながりを教えてください。
A
映像関係の会社でDVD制作のプロデューサーのようなことを僕がしているので、パッケージのデザインを森さんにお願いしています。仕事つながりですね。
no.016
大深一樹さん
30代・映像関係
六本木歴8年