日本を代表するクリエイターの発想プロセスに注目し、脳や心の動きからそのメカニズムを探る六本木未来大学 カウンセリングルーム。
精神科医・産業医であり、クリエイターとAIが共存するクリエイティブ・プロセスのR&Dカンパニー「CYPAR」メディカルアドヴァイザーの濱田章裕と、その助手を務める&Co代表でプロジェクト・プロデューサーの横石崇が、様々なクリエイターを問診し、創造性と医学の関わりを探ってきた。
最終回となる今回は、AR三兄弟の川田十夢、メディア・アーティストの市原えつこ、クリエイティブ・ディレクターのレイ・イナモト、ファッションデザイナーの廣川玉枝、フード・アーティストの諏訪綾子、映画プロデューサー/小説家の川村元気へのカウンセリングから見出した、クリエイションを支える共通因子、そして創造における「ひらめき」のプロセスを振り返る。
横石濱田先生、全6回のクリエイティブカウンセリング、おつかれさまでした。
濱田横石さんこそ、助手を務めていただきありがとうございます。
横石全6回を振り返ってみていかがでしたか?
濱田今回、クリエイターの皆さんに生活記録表を記入してもらいましたよね。ご自身の生活や感情の波を可視化し、客観視するツールとしてよかったのではないかと思っています。
自分自身をよく知ることがよいパフォーマンスを発揮することにつながる、というわたし自身の仮説に対して、よい感触を得ることができました。
横石先生は普段は産業医として働いていますよね。外部に出て、今回のような活動をされているのはどんな思いからだったのですか?
濱田アスリートの方々にコーチがいるように、わたし自身がクリエイターのメンタルコーチになれたらと思っているんです。クリエイターの方の作品は目にする機会が多いと思うのですが、そのつくり手のことは気に留められない傾向があるので、その状況を変えたかったんです。
横石6人のクリエイターを問診したなかで得られた気づきって何でしょうか?
濱田クリエイションを支える共通因子があるのではないか、と考えるようになりました。具体的には、「習慣化(Habits)」「エネルギー(Energy)・感情(Emotion)」「人間関係(Relationships)」「客観性(Objectivity)」「切り替え(Switching)」という、6つの"HEROES"が創造性には欠かせないと思っています。
まず「習慣化(Habits)」ですが、創作活動を促すために日頃から行動を習慣化していることがそれぞれのクリエイターには存在したんです。睡眠・食事を規則正しくとること、感性を磨くトレーニングを怠らないこと、アイデアのタネをできるだけ多く貯蓄しておくことなど、日頃の習慣がのちのアイディエーションや創作生活につながっているようでした。
横石クリエイターは基本的に寝不足で、朝寝ているイメージを僕自身は持っていたので、6時間以上の睡眠を確保している人が多かったのは印象的でした。
濱田医学的には、睡眠時間を削ればほぼ確実に体調を崩しますし、良いパフォーマンスは発揮できないと思います。
横石すごく産業医らしいコメントですね(笑)。
濱田今回、問診した方々はしっかりした生活リズムをもっていますし、セルフマネジメントができています。例えば、レイさんは週末に極力、仕事をしない。スマートフォンの電源・メッセージの通知を切る。朝起きたときもスマートフォンは見ずにポッドキャストを聴きながら仕事場に行くと。本当に徹底していましたね。
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横石日課やルーティンというものは創造性と深く関わるのでしょうか? 廣川さんは1日2回の入浴、諏訪さんは森の散歩、川田さんは毎朝のゲームなど、多くのクリエイターが何かしらのルーティンを設定しているような気がします。
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濱田創造性との直接的な因果関係を指摘することは難しいですが、日常生活のなかでの自分にとって無駄なエネルギーを極力省略し、特定のことにエネルギーを集中するうえで非常に役に立つとは思います。普通のことのようで多くの人ができていないんですよね。
横石「客観性(Objectivity)」についてはどうですか?
濱田自らや創作活動を客観視し、常にさまざまな視点を持つことは作品の質の向上にもつながりますし、創作生活におけるストレスコーピング(マネジメント)にもなります。
興味深いと思ったのは、川村さんですね。彼は「自分のなかに検証カメラが何十個もあって、ダメなものが映ると納得できない。だからいつも落ち込んでいる」と言っていました。「自己否定感」(編注:濱田による造語)の強さが本人を辛くしている一方で、常にクリティカルな問いを自身に投げかける客観性が作品の質をどんどん高めていく。
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横石市原さんも、川村さんとは異なる客観視の技法を持っていましたよね。
濱田そうですね。体調管理から創作段階までマネジメントできている市原さんは会社員を経たことで、クリエイティブと社会性のバランス感覚が非常に優れていました。また、諏訪さんは「視る」というよりも、客観的に「耳を澄ませている」という印象でした。山梨にアトリエを構え、森と都市という環境を行き来することで、自身の「野性」と「理性」の双方の声に耳を傾けることを心がけていました。
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横石諏訪さんの「森と都市を行き来するバランス感覚」も学びが多かったですよね。対自然と対人、それぞれから異なるインスピレーションを受けていました。
濱田諏訪さんは自身の体調や創作段階に応じて人々との関わりも調整していましたよね。都内では人との会話から着想を得ることが多いと。
横石クリエイターは1人で黙々とものづくりをするというような「孤独」のイメージがあるじゃないですか。でも、孤独でもありながらも人や社会と関わることで、よい着想になるということですかね?
濱田そうですね。個人で作業する際は収集した情報や知識の整理、アイデアのタネをかたちづくるような「収束的思考」が優位になると言われていますが、複数人での作業は「拡散的思考」を促し、アイデアがさらなる広がりを見せます。また、「人間関係(Relationships)」は、創作における孤独や不安も和らげることがあります。
レイさんはアイデアの拡散を目指す際にはA4紙の半分を用いたブレストを行い、最終的にアイデアをつなぎ合わせる時は情報や刺激を遮断し個室に閉じこもると言っていました。市原さんは「社交性は有限」だと語る一方で、その重要性も強調していましたし、廣川さんも美食会や観劇を通した友人との会話がインスピレーションにつながっていた。無意識/意識的に関わらず、みなさんが「孤独」と「つながり」を使い分けている印象でした。
横石廣川さんは、お風呂で読む本からもインスピレーションの源を培っているとおっしゃっていましたよね。しかも、朝に1時間半、夜に2時間お風呂に入ると!
濱田外で拡散した思考を自分だけの空間で泳がせて「無意識な思考(無意識的処理)」ができる環境をつくっていましたよね。より良い創作活動のために環境や思考、気持ちを適宜切り替えていました。
横石市原さんは週末に「廃人モード」を設けてオン/オフをつくり出していましたし、レイさんはメールやSlackの通知を切るという方法を実践していました。あえてオン/オフを切り替えないと行っていた川田さんも、毎朝ゲームをすることで感情の波を整える、と。
濱田集中や思考の収束を促すために創作環境を切り替える、アイデアを拡散させるために思考を切り替える、またストレスマネジメントのために「気持ち」を切り替える──。こうした「切り替え(Switching)」は、創作を促すのみならず心身の健康維持のためにも有用なんです。
横石最後に、「エネルギー(Energy)/ 感情(Emotion)」についてはどうですか?
濱田人間には感動や驚き、絶望や悲しみといった強烈なエネルギーを伴う感情の動きがあります。プラス/マイナスに関わらず、感情が強く揺さぶられるときに着想しやすい傾向があり、日頃から感受性を高めたり感情を強く動かす訓練をしたりしておくことは創作を促す重要な要素のひとつです。
横石生活記録表を見ると、感情の振れ幅が大きい方が多いですよね。
濱田川村さんは、「同業者が絶望する作品を作りたいから、自分も絶望を感じに人の創作物に触れにいく」と言っていましたね。市原さんの「深夜の発狂と焦り」や川田さんの「夢の中はテンションが高く着想しやすい」という言葉からも、そうした傾向が表れていると感じました。
横石濱田先生は、クリエイターへのカウンセリングを通して、創造における発想のプロセスには3つの共通するステップがあると考えていましたよね。
濱田そうですね。認知上の創造プロセスについての研究は約100年前から行われてきました。これらの先行研究とクリエイターの皆さんの言葉から、関連する情報をインプットし思考を巡らせて失敗とリトライを繰り返す「試行錯誤期」、問題解決から離れることで収集した情報が頭の中で緩められて考えが孵化していく「あたため期」、拡散と収束を経て大きな感情の動きやエネルギーを伴って着想につながる「ひらめき期」の3段階がアイデア発想の根幹にあるのでは、という仮説を立てました。
ただ、これらのプロセスが整然と直線的に進むことは稀で、フィードバックループのような進み方を見せたり、時には、2つ以上の段階が同時に発生して混ざり合ったりすることもあるのではと考えます。
横石クリエイターは「ひらめき」こそがすべてという印象が強いですよね。でも、その前にも重要なステップが存在するんですね。
濱田そうですね。ひらめきとは神秘的であり、神から与えられたものであり、狂人が備えているものだという意識がありますよね。これまでも研究があまり進んできませんでした。しかし実のところ、ゼロの状態から突然ひらめくというよりも、ひらめきに至るまでの状況や環境、習慣を彼/彼女らはそれぞれ理解し、それを意図的につくり出しているように思えます。
例えば、市原さんは「狂気を飼いならす」という感覚を口にしていました。彼女の着想に大事な「発狂と焦り」は、普通の生活の中ではあまり起きない感情ですし、できれば避けたいものです(笑)。しかし、彼女は会社員時代の経験や、日常のなかでそうした感情に対処するトレーニングをしていて、だからこそ発狂するような状況をあえて自らつくっている。
川村さんは、常に大量の仕事が同時進行し、情緒不安定な状態にあり、睡眠と食事以外に幸せを感じないと話しているにも関わらず、絶望が自身のひらめきの源泉にあることを無意識に理解しているからこそ、そうした状況に自ら飛び込んでいる節がある。
レイさんはチームでのブレストの際、A4の紙を半分に切ったメモ帳1枚につき1つずつ意見をメモし、面白い意見を一列に並べながらストーリーに仕立ててアイデアに落とし込んでいきます。このとき、A4の半分という大きさが重要で、意識的に情報を制限していますし、情報収集も初期の段階ではあまり能動的に行わないと。それぞれのアイデアを最終的にかけ合わせるとき、一切の情報をシャットアウトした個室で1人で作業をする。
また諏訪さんも、森でウロウロしたり、焚き火をしたりと森を観察する一方で都会での人との会話の機会をつくることの両方を重要視していますし、廣川さんが「ひらめいた! という瞬間はあまりない」と話すのも孤独と関わり合いのなかから無意識にアイデアの種を拾い続けているからです。どの方々も、ひらめきを生む前の「試行錯誤期」「あたため期」に自分に必要な状況や環境をどうやってつくるかにエネルギーを注力している印象でした。
横石クリエイターへの問診から導き出した"HEROES"と創造のプロセスから、わたしたちも実践できるのはどのようなことですか?
濱田習慣化、ルーティンをつくることから始めるとよいのではないでしょうか。特に、当たり前のことのようにも思えますが、まず睡眠と食事を規則正しくとること。
適度な運動をし、内省(自身を見つめ直すひととき)とリラクゼーション(無のひととき)の時間を設ける。入浴は就寝2時間前までに済ませ、就寝前の運動やPC・スマホ操作は控えるなどのよい睡眠をとる努力を惜しまず、睡眠時間は6〜7時間以上は確保したいところですね。
また1日3食を摂ることは睡眠にとっても重要なんです。規則正しい時間に食事を摂ることでインスリンなどのホルモンが分泌されて体内時計が正しく働くと言われていますし、1日1食だと後から食べすぎたり脂っこいものを欲してしまったりとしわ寄せが出てきます。
横石クリエイターのある種の狂気は、寝ない、食べないといったストイックさに重ねられることも多いですよね。
濱田短期的にはできるかもしれませんが、決して続きませんし、身体を壊すことになります。話を伺った方々は持続的によいパフォーマンスを発揮しています。彼/彼女らには多くの共通点を見出すことができましたが、それもやはり習慣やルーティンが出発点になっています。そもそも、睡眠と食事をしなければ、市原さんのように発狂するエネルギーすら出てこないと思いますよ。
横石市原さんが狂気を飼いならすように、感情の波を自らコントロールするには何が大切なのでしょうか。
濱田感情のトレーニングはやってみてもいいかもしれないですね。演劇の役者のように喜怒哀楽などの感情を練習するように自分で表現してみたり、「美味しい」「悲しい」など、感情を口に出したりしてみる。
まず自分がどういうときに落ち込んでいるのか、気分が高まっているのかなどを客観的に認識する。また、感受性を培うことで、自分の感情の起伏を意識して生活できますし、対処も可能になっていきます。
ちょっとしたことで落ち込んでしまう、気分が高まりすぎてしまうなどの感情/感受性の波というのは、外部世界の情報と自分の内面世界をフィットさせる過程で生まれるものです。マイナスな感情もプラスな感情も重要なエネルギーなんです。その感受性がなければ、何かよい刺激がやってきたときに気づくことすらできないし、気づいたとしても上手く自分の内面世界と共鳴しないしエネルギーにもならない。大事なのは、その波を、まず自分が知ることで、そこのメリハリを付けてコントロールしていくこと。それが重要だと思います。
横石こうして話を聞いていると、クリエイターだけではなく会社勤めされる方々にもクリエイティブカウンセリングを受けていただきたいと思いますね。
濱田この連載で6人のケースを知ることができましたが、もっと数を増やしてもいきたいです。また、見出した共通項をもとに、それが正しいのかを検証することも重要だと思うんです。
また、今後はインプットやアウトプット方法を筆頭に創造プロセス、生活サイクルに境目がないようなクリエイターの方々にも、自身の感情とどう向き合っているのかを聞いてみたいですね。どうサポートすればさらによい創作につながるのかを、ぜひ第2弾で探っていきたいですね。
<クリエイターたちの診察後記・濱田章裕記>
クリエイターには複雑な気質の人が確かに多かった。しかし、良き創造を行なっていくために重要だと皆が口を揃えたのは、睡眠を十分取ることや、食事をしっかり食べることなど、わたしたち人間にとって一番の基本かつ重要なことでもある規則正しい生活習慣についてだった。
そして、自らの性格や創作パターンを客観視することも、日々変わりゆく創作環境や体調の中で、安定したパフォーマンスを発揮していく上で重要だと明らかになった。しかし、彼/彼女らも最初からこれらの習慣の重要性を意識していたわけではなく、日々の生活の中で試行錯誤をしながら取り入れ、習得していったものだと考えられた。
クリエイター(やアーティスト)と呼ばれる人々はその個性や特性の強さから、過敏で繊細な部分や、溢れんばかりのエネルギーを持ち合わせている人が多く、それ故、時に制御が難しくなり、リスクを背負ってしまう人たちや、体調を崩してしまう人たちがいることも否めない。どれだけ才能やエネルギーに溢れ人気を博したとしても、彼/彼女ら自身が心身に変調を来し結果的に志半ばで終える芸術家人生となってしまうようでは、悲しくもったいないと言わざるを得ない。
今回、6人のゲストへの問診から導き出したメソッドを用いることで、クリエイターとして生活している人たちがより良い創作人生を歩めるように、また、クリエイターやアーティストではない人にとっても自分らしく創造的に生きるためのヒントになることができればと思う。そして、今回の連載を通じて、心に寄り添う精神科という領域があることを知ってもらったり、働く人々の健康を扱う産業保健領域と産業医という存在を少しでも身近に捉えてもらえたりすれば幸いだ。
習慣化(Habits)
運動・休息・栄養管理+感性を豊かにするトレーニング
・運動:定期的で適度な運動
・休息:1日のどこかで内省(自身を見つめ直すひととき)とリラクゼーション(無のひととき)の時間を設ける。良い睡眠をとるよう努力(例えば、入浴は就寝2時間前までに済ませ、就寝前の運動やPC・スマホ操作は控える等)を惜しまず、6-7時間以上を確保するようにする。
・栄養管理:食事は1日3食規則正しくとるようにする。
・感性を豊かにするトレーニング:視野を閉ざすことなく、可能な限り様々な価値観に目を向け、自分なりの解釈を試みるようにする。
エネルギー(Energy)/ 感情(Emotion)
エネルギーや感情のパターンを可視化してみることでコントロールのきっかけを掴む。
・毎日何かに驚くよう心がける。ex.先入観を極力無くし、素直な視点を心がける。映画や音楽により強制的に感情を動かしてみる。感情のレベルをスケール化してみる。
・何が自分を驚かせ、どのように人を驚かせたのかを日記やメモ帳などを駆使し書き留めるようにすることで、そうした出来事を追体験できるようにしておく。
・何かが興味の火花を放ったら、それに従ってみる。(直感に従ってみる)
・動と静のエネルギーのバランスを意識する。
人間関係(Relationships)
自分と他者との距離感を捉え直してみる。
・複数人で集う時間を作る。1人で内面世界に向き合う時間も作るようにする。
・友人の存在をリストアップする。
・時に人を頼ることの重要性について考える。
・SNSとの距離感を考え直してみる。
客観性(Objectivity)
離れる・疑問を感じる・観察する・戻る
・自分という存在や目の前の創作活動から少し離れてみることで、できるだけ多くの視点から見つめ直すことを心がける。 ex.物理的に俯瞰できる場所や体験、例えば、雄大な大地や星空を眺める等。
切り替え(Switching)
自分自身での切り替えが難しければ外から変えてみる。
・時間や場所に区切りをつけて生活するよう心がける。ex.90分を目安に別の業務に切り替えてみる。場所を変えてみる。
・外部からの情報や刺激を制御する方法を考える。ex.耳栓やヘッドホン、メガネ、個室にこもる、スマートフォンの電源を切る。
・休日と平日の区別を明確にする。ex.週末はメールをチェックしない、職場から離れる。気分転換に集中する。ジムやランニングなど身体を動かす。
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● 「10年間、仮眠しかとってません」夢と現実のはざまでアイデアを実装する、AR三兄弟・川田十夢。脳や心の動きからみた問診の結果はいかに!?
● ケダモノのような、自分の狂気を飼いならす。「妄想インベンター」市原えつこ、クリエイティブのメカニズムをひも解く
● 精神科医がクリエイティブ・ディレクター レイ・イナモトを「問診」。創造プロセスを医学的に紐解く
● 精神科医が問診 「悩まない」ファッションデザイナー・廣川玉枝の創造のプロセス
● 「野性」と「理性」を行き来し、異なるアイデアを生む。フード・アーティスト諏訪綾子の創造プロセスを精神科医が解剖
● ロジックを凌駕する"絶望的な物語"に逢いたい 映画プロデューサー/小説家・川村元気の創造プロセスを精神科医が解剖
※本連載内の川村元気さんへのインタビュー記事は、2022年1月12日までの限定公開です。