TOTOギャラリー・間にて、2024年5月23日(木)から8月4日(日)まで「魚谷繁礼展 都市を編む」が開催されます。
建築家・魚谷繁礼氏は、京都をはじめ各都市の構成に関するリサーチをベースに京町家の改修を120件以上手掛けるなど、都市の文脈の継承について問題意識をもちながら建築の実践に取り組んできました。現代的な技術を多様な手法で歴史性や地域性に編み込むことによって、街並みや建築を次の100年に継承し、より豊かな都市空間や都市居住の実現を目指している魚谷氏。魚谷氏の実践は京都での豊富な実務経験を元に、日本各地や海外にも広がっています。
本展では、そんな魚谷氏の都市と建築に向けた視座を「都市を編む」というタイトルで表現。「都市の時間を重ねる」ことと「都市構造を読み解き再編集する」ことの両方の意味を内包しており、歴史と未来を繋ぐ現代建築の可能性を感じられる展覧会となっています。
会場の写真・レポートはこちら
【展覧会レポート】TOTOギャラリー・間「魚谷繁礼展 都市を編む」