「ROPPONGI STREET THEATER」では、六本木の街なかにある建築やアートが舞台に変身。劇場内で見ることが多いパフォーミングアーツが、誰でも楽しむことのできるパブリックスペースに飛び出し、建築・アートとパフォーマー、そして、観客をつなぎます。
第6回目となる今回は、音楽家の蓮沼執太率いる、蓮沼執太フィル、蓮沼執太チームとのコラボレーション。2024年9月27日(金)から 3日間開催される『六本木アートナイト2024』のプログラムとして、建築《キャノピー・スクエア》、安田侃による彫刻作品《妙夢(※)》を舞台に、実施します。建築、パブリックアートと音楽の共鳴をお楽しみください。
※雨天・荒天時は《意心帰》前に変更になります
《蓮沼執太フィル》
《蓮沼執太チーム》
《キャノピー・スクエア》 ビューロ・ハッポルド CANOPY SQUARE by Buro Happold
森をイメージした柱に支えられた大きな屋根。地上25メートルの高さにある街のシンボルのひとつです。ガラスは約1,800枚使用され、一枚一枚全て異なる形状で作られています。設計を手掛けたのは、大英博物館のグレートコートも手掛けた建築構造設計事務所ビューロ・ハッポルド。
《妙夢》 安田侃 MYOMU by Kan Yasuda
東京ミッドタウン玄関口であるプラザでたくさんの人を出迎えるブロンズの彫刻作品。銅色の表面を焼き付けで黒い色をだしています。真ん中に開いた円環に腰掛けたり、都会の風景をそこから見上げてみたり、人々が憩うことができるアート作品です。刻々と移りゆく太陽の光と影を映し、人々の一日一日の思いと願いを包みます。
《意心帰》 安田侃 ISHINKI by Kan Yasuda
イタリア・ピエトラサンタの数十億年という時を経て生み出された18.5トンの大理石で作られた彫刻作品。石に彫られた穴に身を沈めると地球の一部になったような感覚になり、静かな太古の声なき声が石から聞こえてくるようです。石に彫られた穴の中で、まるで地球の中に入っているような安堵感を感じてほしい、という作者の想いが込められています。
六本木アートナイト2024
六本木の街を舞台にしたアートの饗宴「六本木アートナイト2024」が、9月27日(金)から9月29日(日)の3日間にわたって開催されます。今年のテーマは「都市とアートとミライのお祭り」です。
2009年の開始から13回目(2011年は東日本大震災、2020年・2021年はコロナ禍により中止)となる今回より、新たな試みとして「RAN Picks」と「RAN Focus」を新設します。「RAN Picks」では、六本木アートナイトが注目するアーティストを複数選出し展示するプログラムを展開。「RAN Focus」では、特定の国や地域にフォーカスを当て、そこで活躍するアーティストによるプログラムを披露します。今回の「RAN Focus」は、台湾のアーティストにフォーカスします。
https://6mirai.tokyo-midtown.com/event/artnight_2024/
日程:2024年9月27日(金)~9月29日(日)
▼安田侃さん(彫刻家)インタビューはこちら:
クリエイターインタビュー #122
安田侃(彫刻家) https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/122_01/