サントリー美術館にて、4月22日(土)から6月25日(日)まで「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」が開催されます。
吹きガラスは、ドロドロに熔けた熱いガラスに息を吹き込み、風船のように膨らませて器を作る技法です。直接手で触れることなく、ガラスの温度や状態を見定めながらスピーディに器を形づくる吹きガラスは、ガラスという素材の性質を活かした、まさにガラスならではの技法といえます。
紀元前1世紀に遡る吹きガラスの登場によって、ガラス容器の生産・流通が大きく変化しただけでなく、ガラスならではの〈かたち〉が開花しました。本展覧会では、そのような吹きガラスならではの表現を生み出した作り手の〈技〉に注目しながら、古今東西の特色ある吹きガラス作品が並びます。あわせて、現代のガラス作家や研究者とコラボレーションした研究成果から、かつての名もなき吹きガラス職人たちの創意工夫に迫ります。
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【展覧会レポート】サントリー美術館「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」
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