六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は鴻池朋子さんが選んだ『「新しいアイヌ学」のすすめーー知里幸恵の夢を求めて』(著:小野有五/藤原書店)。
鴻池朋子さんのコメント
アイヌのお墓をリサーチするために読んでいる本です。というのも、なぜ近代彫刻の人たちが木を掘って立てるということをやるのか知りたくて。この前には、トーテムポールに関する本も読んでいて、お墓やモニュメントについて調べているところです。
アイヌの先住民族としての権利回復を目指す活動に携わってきた著者による実践の記録。「新しいアイヌ学」として「アイヌから見たアイヌの歴史」を提唱する。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
鴻池朋子さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #148
鴻池朋子(アーティスト)× 栗林隆(美術家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/148_01/