六本木未来会議に登場したクリエイターのみなさまが「クリエイションのスイッチを押してくれる一冊」として推薦してくれた本を紹介しています。紹介した本は、東京ミッドタウン・デザインハブのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター内で不定期開室されているリエゾンセンター・ライブラリーにてお読みいただけます。今回は毛利悠子さんが選んだ『きりのなかのサーカス』(著:ブルーノ・ムナーリ、翻訳:谷川俊太郎/フレーベル館)。
毛利悠子さんのコメント
美術館に行ったり、現代アートを知ったりする前から触れていた絵本で、自分にとってはルーツとも言えるもの。姪っ子にもあげたくらい、好きな作品なんです。この間、ミラノに行った時は、「ここにブルーノ・ムナーリがいたのか」と感慨深くなりました。
さまざまな分野で活躍したミラノのアーティスト、ブルーノ・ムナーリによる絵本。三部構成となっており、トレーシングペーパーを用いて霧が表現されるなど、色や形、素材を駆使して表現の可能性を探る一冊となっている。
クリエイティブ集団「graf」を率いる服部滋樹さんへのクリエイターインタビューをきっかけに実現した、「六本木未来会議BOOKキャラバン by 服部滋樹」のプロジェクトレポートも公開中。併せてお読みください。
毛利悠子さんのインタビューはこちら
クリエイターインタビュー #145
蓮沼執太(音楽家)×毛利悠子(美術家)
https://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/145_01/