江戸時代の絵師・円山応挙が描いた「青楓瀑布図」を目の前にしたとき、私たちはどのような感想を抱くでしょうか。「写実的な表現だ」「色彩がきれいだ」など、何がどう描かれているかを鑑賞し語ることが多いでしょう。しかし、この絵をどこに飾ると素敵か、そこがどんな空間になるかと想像を広げるのも、古来培われてきた美術鑑賞のひとつです。このように、私たちの祖先が、生活の中でいかに美を味わってきたのかと思いをめぐらすと、一見近づきがたい日本美術はぐっと親しくなります。
本展では、サントリー美術館の基本理念「生活の中の美」の"愉しみ方"に焦点をあて、当館の個性ゆたかな収蔵品の中から、日本ならではの美意識に根ざした作品をご紹介します。
古の人々の愉しみ方を追体験し、その美意識を再発見することで、現代を生きる私たちも新しい刺激を感じることでしょう。何をどう鑑賞したら良いのか悩める日本美術初心者の方々に向け、教科書では教えてくれない日本美術の面白さの一端をご案内します。
ご応募お待ちしております。
当選者数:5組10名様
応募締め切り:9月1日(火)
プレゼント内容:サントリー美術館リニューアル・オープン記念展 Ⅱ
「日本美術の裏の裏」のご招待チケット
※プレゼントご招待チケットを下記対象展覧会にてご利用の方は観覧料は必要ございません。
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。
※当選に関するお問合せにはお答えすることができません。
※ご応募はお一人につき一回に限ります。
※プレゼントは応募フォームでご入力いただく住所へ郵送させていただきます。
リニューアル・オープン記念展 Ⅱ
「日本美術の裏の裏」
会期:2020年9月30日(水)~11月29日(日)
※会期は変更の場合があります。最新情報は美術館ウェブサイトでご確認ください。
会場:サントリー美術館(東京・六本木)
休館日:火曜日
※ただし11月3日、24日は18時まで開館
開館時間:10:00~18:00
※金・土および11月2日(月)、22日(日)は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは展覧会会期中無休
観覧料:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
公式サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html
2020年9月1日(火)23:59まで