六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをし、リレーでつなげる当企画。今回登場してくれた神本侑季さんは、幼い頃から六本木を訪れ、学生時代はもちろん、就職活動の際には会社の所在地が六本木近辺かどうか確認してからエントリーするほど(!)。筋金入りの"六本木ガール"神本さんに、この街について語っていただきました。
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
生まれ育ったのは自由が丘ですが、もともと両親が麻布に住んでいたこともあって、小さな頃から六本木にはよく訪れていました。ブティックで開催されるショーを見に行くのが好きだったので、そういうのを隣で見ては、子どもながらに楽しいな〜、なんて思っていた記憶があります。
また、中高で一番仲がよかった子の実家がこの界隈だったのでよく遊びにきましたし、ここのスタバ(編集部注:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店)は大学受験のときに勉強をしていた思い出の場所。社会人になってからも六本木で働いていますし、一言で表すのは難しいけれど「自分の一部」のような存在ですね。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 MADURO
グランドハイアット東京にあるバー「MADURO」は、前回の中西さんも挙げていた有名なお店。ジャズの生演奏もあって雰囲気が本当によくて、行くたびにやっぱり最高! って思います。お酒は、ホワイトレディが好き。上等なスーツを着た成功者がシガーと一緒にウィスキーを愉しむみたいな、渋い感じになぜか昔から憧れていて、こういう雰囲気のバーが好きなんです。私はまだ成功していないから、しょっちゅうは行けないんですけど(笑)、たまに自分へのご褒美として訪れています。
2位 スターバックス・コーヒー TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店
ここも言わずと知れた定番スポットですが、学生の頃からよく来ているので、すごく落ち着くんです。高校生の頃は、ここで受験勉強をして、集中力が途切れたらちょっと大好きな雑誌を読んで。待ち合わせ場所に使うこともあるし、ちょっと考え事をしたいときには時間をつくってゆっくりお茶をしにくることもありますね。
3位 シシリア 六本木店
六本木交差点、アマンドの下にあるイタリアンのお店です。子どもの頃から家族でよく行っていた大好きな一軒で、最近はちょっと足が遠のいてしまっているのですが、ときどき無性に行きたくなります。いつも注文するのは、薄切りのきゅうりがお皿一面に並べられたサラダとカツレツ。どちらもシンプルだけど、すごくおいしいので、ぜひ一度食べてみてください!
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
ちょっと観光客的な目線かもしれませが、東京シティービューから眺める景色ですね。Q.02でオススメした「MADURO」もそうですが、常に湧き上がる成功願望があるので(笑)、そういう気分にさせてくれる場所が好きなんです。東京の街を上から一望していると、よし頑張ろう! みたいな気持ちになる。海外の友だちが来たときにもよく案内しています。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
仕事が終わるのはだいたい19〜20時頃ですが、結構ムラがあって早く帰れる日も。いろいろな人と出会ったり話したりすることが大好きなので、平日でもよほど疲れていない限りは誰かしらと会っていますね。もちろん金曜日は、だいたい朝方まで遊んでいます!
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
仕事帰りに職場のすぐ近くにある「A971」というラウンジで友だちと待ち合わせて、そこでお酒を飲みつつ話をして、ご飯屋さんに行ったり、さらにクラブをハシゴしたり。同じ場所に長時間いるのは性に合わなくて......。休むよりパーっと遊ぶほうが圧倒的にリフレッシュできるタイプなので、六本木が職場で本当によかったです(笑)。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
アクセサリーにしようかとか、いろいろ考えたんですが、結局このケースにしました。選ぶときのポイントは、見た目がカワイイだけじゃなく「私はこういう人だ」って主張できるものであること。iPhoneってみんな同じだから、ケースにこだわることで自分のパーソナリティをわかってもらいたい。
ケースはしょっちゅう変えていて、海外旅行のついでに買うことが多いですね。この「You're going to die anyway」のケースは、タイの市場で見つけたもの。私、タバコは吸わないんですが、ここに書いてある「いずれ死ぬんだから好きなことしようぜ」みたいな全力の生き様は理想的だな、と思って。遊びも仕事も、常に全力思考です。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
最近は、東京ミッドタウンでも、ニューヨークのセントラルパークでやっているようなヨガイベントを開催していましたよね。他にも、野外映画上映会など、魅力的なイベントが増えたら、もっとすてきな街になると思います。
あとは、チャラチャラした雰囲気のクラブではなくて、純粋に音楽が楽しめるクラブがもっとできたらうれしい。音楽も、音質も。マジメなクラブ活動ですね(笑)。
Q 08
前回出演した方(中西功さん)とのつながりを教えてください。
A
以前、中西さんが働いていたお店に友だちがいたことがきっかけで知り合いました。共通の知人がたくさんいることもあって、よくFacebookでお互いにいいね! を押し合ったりしています(笑)。
no.042
神本侑季さん
20代・ITメディア会社勤務
六本木歴25年