今回は「没後100年 宮川香山」展のご招待チケットをプレゼントいたします!
高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指(部分)
初代宮川香山作 明治時代前期19世紀後期
田邊哲人コレクション
明治時代から大正時代を代表する陶芸家・宮川香山は、天保13年(1842)、京都の真葛ヶ原の陶工の家に生まれました。幼少の頃より父・長造から陶器や磁器の製法を学び、万延元年に家督を継ぎます。
のちに香山は京都を離れ、文明開化の町・横浜へと向かいます。当時、明治政府は近代産業の育成に力を入れ、外貨獲得の手段の一つとして陶磁器をはじめ、様々な工芸品を輸出することを奨励していました。香山は、欧米諸国の趣向に応える新たな美を創り出すことに尽力し、中でも、陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾する「高浮彫」という新しい技法を生み出し、日本陶磁における装飾の概念を覆すような、精緻で独創的な世界を作り出していきました。
そして明治29年、陶芸の分野では二人目となる帝室技藝員に任命され、宮川香山が生み出した眞葛焼は世界中から絶賛を浴びました。
こちらの展覧会では、眞葛香山研究を続けてこられた田邊哲人氏の国内髄一を誇る貴重なコレクションを中心に、宮川香山の「眞葛焼」の全貌を紹介し、超絶技巧のやきものの魅力に迫ります。
ぜひご応募ください。
【応募要項】
当選者数:5組10名様
応募締め切り:1月19日(火)
プレゼント内容:「没後100年 宮川香山」展ご招待チケット
※ご招待チケットを下記対象展覧会にてご利用の方は観覧料は必要ございません。
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。
※当選に関するお問合せにはお答えすることができません。
※ご応募はお一人につき一回に限ります。
※プレゼントは応募フォームでご入力いただく住所へ郵送させていただきます。
締め切り:1月19日(火)
※こちらのプレゼントの募集は終了いたしました
【information】
「没後100年 宮川香山」
会期:2016年2月24日(水)~4月17日(日)
※作品保護のため会期中、展示替をおこなう場合があります。
開館時間:10:00~18:00
※金・土及び3月20日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日
※4月12日(火)は開館
会場:サントリー美術館
URL:http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2016_1/index.html
観覧料:一般 1,300円、大学・高校生 1,000円、中学生以下 無料