六本木で働く・住む人に、街についてのインタビューをして、リレーで繋げる当企画。今回登場してくれたのは、人気グラビアアイドルから、ダイエット商品プロデュースや保育事業などを手がける起業家へと転身を果たした小阪由佳さん。新たなステージに立った彼女の視点から、六本木を語っていただきました。
Q 01
六本木といえば_________。(一言で表すと?)
A
「クリエイティブ」ですね。六本木は、斬新な発想力と、その発想力を現実のものにする実践力を持った人たちが集まる街。時代の最先端をどんどん進んでいくような、能力の高い人たちがたくさん集まっているから、この街でなら何でもできてしまうんじゃないかなって思います。
Q 02
あなたがオススメする、六本木のベスト3は?(飲食店を含む、あらゆるお店でOK)
A
1位 GRAVIA TOKYO
友だちの誕生日パーティの会場を探していたときに見つけたお店です。西麻布の交差点からすぐのところにあって、外観も内装もすごくおしゃれ。でも、ゆったりした雰囲気で店員さんも気さくに話しかけてくれて、居心地がいいんです。打ち合わせや会食のあとに、もう一軒行きましょうかとなったときによく訪れます。実は私、あまりお酒を飲まないので、いつもウーロン茶を飲んでいるんですけどね(笑)。
2位 スターバックス コーヒー 東京ミッドタウン コンプレックス スタジオ店
私、けっこうな頻度でスタバにいるんですよね。基本的に何かひとりで考えごとをするときには必ずここに行きます。新しく設立しようとしている保育園のコンセプトを練ったり、執筆活動もしているので、iPadと外付けキーボードを持ち込んで原稿を書いたり。人はたくさんいるけどうるさくないところと、全席禁煙なのもオススメの理由。あと、どこの店舗に行ってもスタッフさんの感じがいい! その安心感も魅力ですね。
3位 ROSE TOKYO
まだ2回しか行ったことがないけれど、また絶対に行きたいと思っているのが、西麻布の交差点から青山方面に少し行ったところにあるROSE TOKYO。名前のとおりモチーフはバラ、椅子から内装まで、とにかくすべてがゴージャス&おしゃれな空間で、イタリアンが楽しめます。1位のGRAVIA TOKYOの系列店で、店員さんにオススメされて知りました。やっぱりステキな人たちが関わっているお店はどこもステキなんだな、と納得。ぜひ行ってみてください。
Q 03
六本木にある、お気に入りの景色は?
A
六本木から麻布十番へ抜けるときに通る、六本木ヒルズ周辺の景色です。芸能の仕事をしていたとき、所属していた事務所があったので、よくそのあたりを通っていたんですよね。当時はまだ高校生で、東京のことすらよく知らないのに六本木の街を歩いて、いつも「今日は何をすればいいんだろう」と必死だったのを懐かしく思い出します。
Q 04
六本木のアフター5の過ごし方は?
A
手がけている美容サイトの運営会社が六本木にあるので、基本的にいつもこのあたりにいるんですが、時間が決まっているわけではないのでアフター5という概念自体がなくて......。仕事が終わったらすぐ帰っちゃいますし(笑)。この街を出ないと、ある意味、気分をオフにできないというのもあるかもしれません。
私、みんながイメージするような夜の六本木じゃなくて、昼の六本木のほうが好きなんです。野心に満ち溢れた人たちが頭をめぐらせている感じが刺激的で、自分もその中に溶け込んでいきたいって思っています。
Q 05
六本木ならではのリフレッシュ方法は?
A
最近は、立ち上げに関わっている保育園のある千葉によく行っていて、六本木に帰ってくるとそれだけで気分が切り替わるので、リフレッシュできている気がします。千葉では子どもの教育について、六本木では大人のビジネスについて、どちらも真剣勝負でやりがいはありますが、ジャンルが全然違うのがいいのかもしれません。
もっと具体的なことですか? うーん、たまに友だちとマッサージにいくことでしょうか。ホテルアイビスがあった場所の隣にマッサージのお店「癒蓮」があって、そこは芸能人のサインもいっぱい貼ってあるし、知り合いからの評判も◎。疲れたときにはオススメです。
Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?
A
セーラームーングッズにハマっています。ちょうど20周年プロジェクトをやっていて、いろいろなグッズが出ているんですよ。小学生の頃にセーラーマーキュリーが大好きだったので、写真のペンケースやペンをはじめ、いろいろと買ってしまって......。
セーラーマーキュリーはIQが300もあって、なぜかそこに憧れていました。「いいな~、頭いいんだ、かわいいんだ~」みたいな(笑)。小さい頃の記憶を呼び起こして、大人に消費させようとする戦略だとわかってはいるんですが、ついつい買っちゃうんですよね。
Q 07
六本木をもっと良い街にするには?
A
すごく難しい質問ですね。六本木が苦手な人たちって、やっぱり夜みんなで遊んだりするイメージ、あとは外国人がたくさんいて気後れするといったイメージを持っていますよね。でも私はそれも引っくるめて六本木だと感じているので、無理に変わらなくてもいいのかなって思います。
しいて言えば、道路に大きなゴミが置かれていることが多くて目立つのが気になります。きれいなゴミ箱を設置したりして、街の景観がもっと改善されたらいいですね。
Q 08
前回出演した方(JR MARQUESさん)とのつながりを教えてください。
A
共通の知人が開催していたバーベキューをきっかけに知り合いました。そのとき突然、「これあげる」ってオリジナルのサングラスを手渡されて、なんだか変わった人だなって。でもその後、まわりに信頼できる人がたくさんいる、すごい人だとわかりました(笑)。今では仕事のアドバイスをもらったり、いろいろな人を紹介してもらったり、たくさんお世話になっています。
no.030
小阪由佳さん
20代・起業家
六本木歴2年