PROJECT REPORT インタビューで得たクリエイターのアイデアを、リアルな場で実現する「アイデア実現プロジェクト」

六本木未来会議 アイデア実現プロジェクト#07 六本木未来大学アフタークラス 特別インタビュー 【前編】

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update_2017.5.25 / photo_mariko tagashira / text_yuto miyamoto

「本物のクリエイティブディレクターを養成する学校」というコンセプトを掲げ、2015年からさまざまなクリエイターを講師として招き、彼らの思考を学ぶための講座を開いてきた六本木未来大学。今年から始まる「アフタークラス」では、対話を通して学んだことを考え、実践につなげる場をつくっていきます。講師でありファシリテーターを務める横石崇さんに、アフタークラスで目指すこと、そして「これからの学び方」について聞きました。

六本木未来大学アフタークラス始動

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東京ミッドタウン・デザイン部
デザインによって「人・ビジネス・知識」を結び、動かす場を目指して活動してきた東京ミッドタウン・デザインハブが10年目を迎えたことをきっかけに、さらなる活動を行うために「デザイン部」を発足。今後、様々なプロジェクトを東京ミッドタウンを中心とした六本木にて実施予定。

様々な領域のクリエイターを講師に招き、彼らの思考から「クリエイティブディレクション」のヒントを学ぶ六本木未来大学では、今年立ち上がったばかりの「東京ミッドタウン・デザイン部」とのコラボレーション企画として、「アフタークラス」と呼ばれる新しい授業を開講します。六本木未来大学で行われる講義に対して、アフタークラスでは、講義で学んだことについてさらに考え、対話し、実践していくための場をつくっていきます。

 アフタークラスの講師は、株式会社&Co.代表、そして2012年から毎年秋に開催されている働き方の祭典「TOKYO WORK DESIGN WEEK」(TWDW)オーガナイザーの横石崇さんが務めます。「働く」だけでなく「学ぶ」というテーマでも長らく活動を続けてきた横石さん。アフタークラスでどのような「学びの場」をつくっていくことを目指していくのでしょうか。

10年目の六本木で

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TOKYO WORK DESIGN WEEK
毎年勤労感謝の日前後、働き方にまつわるテーマで7日間のプログラムが組まれる。
http://twdw.jp/

 はじめに横石さんにアフタークラスの講師を引き受けていただいた理由を伺うと、なによりも「クリエイティブディレクターには学ぶべきことがたくさんある」という六本木未来大学のコンセプトに共感したと話してくれました。

 「もともとぼくは、30代半ばまでクリエイティブエージェンシーで働いていました。そのときに日本を代表するようなクリエイティブディレクターの方々から学んだことが今の自身をつくっています。『クリエイティブディレクターを養成する学校』を目指して活動をされている六本木未来大学のビジョンに、自分自身のキャリアをつくってきた考え方に重なるものを感じました」

 TWDWのほかにも、「WIRED日本版」のコミュニティ・コントリビューションや旅する勉強会「ラーニングキャラバン」、デザインとプログラミングのスキルを備えたクリエイターを育てる「BAPA」、ミレニアル世代のためのリーダーシップを学ぶプログラム「Next Leaders Boot-camp」をはじめ、年間150、累計500を超える「未来をつくるための対話の場」を手がけてる横石さん。かつて自身も住んでいたことのあるというここ六本木で、新たに「未来の大学」をつくっていくチャレンジをしていきたいと続けます。

「ぼくが住んでいたのはちょうど10数年前、六本木ヒルズも東京ミッドタウンもまだなかったころからです。何もなかったエリアに情報が集まって、おもしろい人が集まって、いまの六本木という街がつくられていく様子を住人としてリアルタイムで見ていました。あのときから10年経った六本木で、新しいチャンレンジを始められるというのはわくわくすることです」