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INTERVIEW
44
キギ 植原亮輔 × 渡邉良重アートディレクター Ryosuke Uehara × Yoshie Watanabe / Art Director(KIGI)
Ryosuke Uehara × Yoshie Watanabe / Art Director(KIGI)

『何も変えずに、この街の楽しさを伝えたい』

クリエイターおすすめの街案内「六本木カード」プロジェクト。

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  • NO44 キギ 植原亮輔 × 渡邉良重 『何も変えずに、この街の楽しさを伝えたい』
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update_2014.07.02 photo_tsukao / text_kentaro inoue

デザイン会社・ドラフトで、数々の広告やプロダクトブランド「D-BROS」に関わったのち独立。キギの植原亮輔さんと渡邉良重さんは、現在、アートディレクターとして企業やファッションブランド、セレクトショップなどのブランディング、プロダクトデザイン、ファションデザイン、映像やアプリ制作など、さまざまな領域でクリエイションに携わっています。ちなみに、この日のメイン写真の撮影は、渡邉さんが一度行ってみたかったという六本木ヒルズの屋上庭園で。また、インタビューでは、「六本木の街をステキに変えるアイデアを!」という編集部に、植原さんからこんな衝撃の一言が......。

六本木は、何も変えなくていい。

植原六本木未来会議っていいますけど、いったい何が不満なんだろうって思うんです。別にこのまま、何も変えなくたっていいじゃないですか(笑)。ちょっと前まで近くの南麻布に住んでいたんですが、僕、今の六本木が好きなんですよ。美術館もあるし買い物もできる、ここに行けば何か面白いことがあるだろうと思える街。しかも、いろんな人がいるし、いろんな店がごちゃまぜになって同居している感じが面白いと思うんです。以前はデザインというとアクシスくらいだったけど、六本木ヒルズと東京ミッドタウンができて、本当に変わりましたよね。

渡邉大学3年で初めて東京に遊びに来たとき、なんだかわからないけど友だちに教えられたのが、六本木のアマンドでした。当時は客引きの外国人さんが多い街だな、って。

植原僕も22歳くらいで、初めて来たときに待ち合わせたのはアマンド(笑)。そもそも行く用がない街で、なんだか怖いというイメージもあったかもしれません。

渡邉実は私、昔10ヶ月くらい六本木の会社に勤めていたんです。そのときに通っていたのは、鳥煮込みそばで有名な香妃園とインドカレーのモティ。アクシスにもよく行ってました。インテリア雑貨といえばここ、という感じがあって。

植原僕は今でもよく、アクシスのリビング・モティーフには行きますね。フライパンを買うぞとか、アイロンを買うぞとか、目的があるときに行くと、必ずいいものが揃うので便利。年末には、ミッドタウンで食材とかキッチンツールとかを買って、大荷物を抱えてタクシーで帰ったり。

渡邉で、年が明けたときにカレーを持ってきてくれる(笑)。私は最近、六本木に来るとしたら、美術館か映画館くらいで、それ以外はあんまり。森美術館と21_21 DESIGN SIGHT、サントリー美術館に国立新美術館。面白い展覧会が重なっているときは、かけもちして行くこともあります。

植原仕事では、21_21 DESIGN SIGHTの「チョコレート展」に出させてもらったり、この間も、デザインハブで「デザインバトンズ ~未来のデザインをおもしろくする人たち~」という企画展をやらせてもらったりも。

六本木ヒルズの屋上庭園

六本木ヒルズの屋上庭園

六本木ヒルズのけやき坂コンプレックス屋上、地上45メートルにある、約1300平方メートルの庭園。テーマは「四季の庭」。四方を木々が囲む園内には、桜の小道や池があり、水田や畑では実際に収穫も行われる。通常は非公開。

デザインバトンズ ~未来のデザインをおもしろくする人たち~

デザインバトンズ
~未来のデザインをおもしろくする人たち~

2014年4~5月、東京ミッドタウン・デザインハブで開催された合同企画展。デザインの領域で注目を浴びているクリエイターがキュレーターとなり、未来を感じさせるクリエイターをひとり選んで語り合う。植原氏は、音楽家の阿部海太郎とトークセッションを行った。

「売ってください」ではなく「一緒に売っていく」。

植原今日は「六本木の街」がテーマということで、僕らが最近、街や地域に関わっている仕事を紹介すると、滋賀県の職人さんたちとやっているブランド「KIKOF(キコフ)」があります。琵琶湖のまわりには、仏壇仏具を中心とした職人さんたちがたくさんいます。今はそれほど盛んではなくなったんだけど、もちろん技術は当然すばらしいものがある。

もともと、現代のライフスタイルに合った伝統工芸品づくりを目指す、立命館大学の佐藤典司先生が立ち上げた「Mother Lake Products Project」という取り組みがありました。そこに参加する職人さんたちとキギで一緒に何かできないだろうか、ということで「KIKOF」を立ち上げることになったんです。

渡邉参加しているのは、陶器、麻、ちりめん、木工、漆、それから数珠の6組。もうすぐ第一弾の、信楽焼の丸滋(まるし)製陶さんの陶器が発売されるんです。

KIKOF

KIKOF

キギが「Mother Lake Products Project」の職人たちとともに商品開発をするブランドとして設立。2014年夏に発売される第一弾は、信楽の丸滋製陶とともに手がけた陶器のシリーズ。「紙でつくれる形」というテーマで企画され、陶器とは思えないほど薄くて軽い。
http://www.kikof.jp

植原こういうプロジェクトをするとき、僕らができることといえば、ひとつのブランドをつくること。僕らはモノもつくるプロダクトデザイナーでもあるけど、グラフィックもやっている。言ってみれば広告屋みたいなところもあるでしょう。ただ広告するんじゃなくて、まずはいいモノをつくって、それを自然と伝えられる仕組みがあればいい。

渡邉ただ単に「デザインしました。あとは売ってください!」っていうんじゃなくて、一緒に売っていく。

植原デザイン料いくらじゃなくて、分配方法まで本当に全部オープンなんですよ。職人さんとの関係をフェアにしないといけないので、誰がどう考えても納得できるような数字を見せる。「うん、これならたしかに、誰がどう見てもイコールだな」って。

渡邉リスクも一緒に負って、広がっていけば自然と儲かる。儲けるだけが目的じゃなくて、みんなモノづくりが好きで、文化を大事にしている。だから呼吸が合うんです。

植原でも、最初は初めて取り組む素材が多くて、どうしたもんかなと思ってました。それにいつもだったら、僕らがまずアイデアを考えて、こんなものをつくりたいからこういう職人さん、こういう工場に頼むという流れが普通。それが、まったく逆だったので。

渡邉滋賀県の陶器といえば信楽焼で、たぬきの置き物っていう印象がありますよね。だから最初は、これは困ったな......って(笑)。

キギ(アートディレクター)

つくりたいものがあったら、まず展覧会をする。

植原僕たちが、ドラフトというデザイン会社から独立したのは、ちょうど2年半ほど前。僕は僕で個人的な会社の理想像を描くようになってきて、それを実現するにはどうしたらいいかと思っていました。会社の中に別事業部をつくって活動するのでも、海外と仕事をするのでもよかった。やめたいとは思ってなかったよね。

渡邉うん、まさか独立するとは思っていなかった。私も絵を描く時間がなかなかとれないから、お給料が半分になっても、会社に行くのを週3日にしたいなとか考えてみたりしてた。今でも、もともとやっていたD-BROSは一緒にやっているし、プロジェクトによってはドラフトにデザイナーを頼んだり、プロデューサーを頼んだりできる。私たちにとっては、これ以上ないくらいいい独立の仕方でした。

D-BROS

D-BROS

グラフィックデザインを手がけるドラフトが、1995年に自社のプロダクトブランドとして立ち上げた。植原氏と渡邉氏は、現在もアートディレクターを務める。ステーショナリーからテーブルウェアまで幅広く手がけ、2011年には、初のオリジナルショップもオープン。

植原ある意味、仕事も広がったし、やりやすくなりましたね。

渡邉会社にいたら、さっきの滋賀県の人たちと商品をつくって売っていこうなんて仕事は受けられなかったかもしれないし、「CACUMA(カクマ)」という、ほぼ日さんと一緒につくっている洋服だって、できなかったかもしれない。あと、展覧会も、よくやってるよね。

CACUMA

CACUMA

2013年にスタートした、渡邉氏が「ほぼ日刊イトイ新聞」とともにつくる洋服ブランド。着心地のよさを追求したワンピースやブラウス、スカートには、自身が手がけたイラストがプリント、刺繍などで描かれている。
http://cacuma.com

植原昔だったら、まわりから「そんな暇があったら仕事をしろ」って言われるかもしれないと思ってできなかったでしょうね。どちらにしろ内緒でやってましたけど。他にも『流行通信』という雑誌では、顔を黒く塗って、インド人のフリをして連載していたこともありました。結局、途中でバレてしまって(笑)。

渡邉展覧会は時間もかかるし、なかなか仕事とのバランスもとりづらい。でも、どうしてもやりたいから、いつもやや揉めながらやってました(笑)。

植原僕たち、何かつくりたいものがあったら、すぐ展覧会をやっちゃうんです。デザインって、さまざまな制約の中で仕事をするので、表現やアイデアにおいて"尖っていたもの"が角が落ちて、やや"丸くなってしまう"ところがありますよね? 僕らが作品展をやる意味というのは、制約をとっぱらってものづくりをするとどうなるのか、見てみたいということだったりします。

街を楽しくするのは、グラフィックの力だけでは無理?

渡邉ちなみに、六本木でやりたいことって、何かあるかな......?

植原最初にも言ったんだけど、なんでこんな「未来会議」をしているんだろう? 僕は六本木に対して満足しているんですね。でも、みんなは、この街の未来をどうにかしたいって思っているわけでしょう?

渡邉もっとよくしたい、ってことじゃない? 私は、六本木といえば美術館なので、とにかくいつも面白い展覧会をやっていてくれたら満足。あとは面白い映画。そういう意味では、4つの美術館、そこをつなぐ道が楽しかったらいいなとは思います。

 こんなに立派な美術館が集まっている場所って、他にはなかなかないですよね。でも、国立新美術館から六本木ヒルズって、とっても行きにくい。4つの美術館にいい関係ができていたら、かけもちする人だって増えるだろうし。もし私たちがデザイナーという立場で街に何かできるとしたら、たとえば看板とか標識とか、サイン的なものとか?

植原でも、これ以上何かいじるのもね......。

渡邉う~ん、街を楽しくするのは、やっぱりグラフィックだけだと無理なのかも。

充実しているけれど、なかなか六本木の魅力に気づけない。

植原僕も、東京ミッドタウンと六本木ヒルズを利用することが多いんですが、たしかにその2つが意外と遠くて、タクシーに乗ってしまう問題はあるんですよ(笑)。良重さんが言うように、2つのビルの間がつまらないというか......。でも、きれいな美術館とショッピングモール、そのまわりにあやしい店があるっていうギャップもいいし、すれ違う人が外国人ばかりとか、なんだか怖い感じがするのも面白いと思っているんですけどね。

 考えてみれば、芋洗坂だって意外と魅力的だし、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIもいいですよね。たまにロアビルの上のサウナも利用するし、アクシスにもよく行く。そもそも、六本木ってエリアも狭くて、できることは限られていますよね。TSUTAYAより先は(住所は)六本木じゃなくて麻布十番だし、アクシスより先も、もう六本木じゃないでしょう?

渡邉ほんとに端から端まで行ってるんだ(笑)。

植原けっこういろんなところに行ってるんですよ。一本路地を入ると住宅地とかもあって、たまに迷い込んで変わった店を見つけたり。六本木六丁目の交差点にある中国飯店もおいしいし、この間行った、ハーブティーカフェ キー 六本木もよかったなあ。お茶の種類がたくさんあって、丁寧に効能を教えてくれるんです。

渡邉そうやって見ていくと、六本木って充実した街なんだね。でも、昔のイメージもあって、なかなかその魅力に気づけない。

キギ(アートディレクター)

どうしてもオシャレにしたい場所だけをリデザイン。

渡邉オシャレなお店も変なお店も含めて、一つひとつのお店がもっと魅力的になると、六本木を食わず嫌いだった人も来てくれるのかな?

植原いやいや、僕、今のままでも「六本木で1日過ごしなさい」って言われたら楽しめますよ。案内とかインビテーションをつくってあげたいくらい。なんなら朝イチで待ち合わせをして、ツアーをしたい。参加者は、ひとりとかふたり限定で(笑)。

 ロアビルの上でお風呂に入ってリセットして、アマンドの上にあるベアハグでマッサージして。意外と面白いのは、国立新美術館の3階にあるレストラン(ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ)。意外に混んでないし、光がきれいなんです。で、最後は、ハーブティーカフェで締める。どこも、すごくかっこいいってわけじゃないけど、でも何か面白さはある。

渡邉別にダサくてもいい場所は、そのままでいいけど、ここだけはオシャレにしたいと思う場所をピックアップして、リデザインしてあげるといいかもしれない。たとえば、ステキなメニューをつくってあげるとか。

植原だったら営業の人がいるといいんじゃない? 一軒一軒ノックをして「ちょっと、ここのメニューをなんとかしたいんですけど......」って。デザイナーが直接行くとややこしいから、それを未来会議にやってもらおう!

渡邉結婚式でしか行ったことないけれど、国際文化会館もいい。あそこのメニューはステキにしてほしいな。

国際文化会館

国際文化会館

世界の人々との文化交流をはかることを目的に、1952年に設立。現在は、宿泊施設やホールのほか、港区の名勝としても指定されている庭園などを備える。建物(旧館部分)は前川國男、坂倉準三、吉村順三の三氏による共同設計。

植原だったら、ロアビルのサウナも、少しだけ直したいかも。でも、かっこよくなって人がたくさん来ちゃったら、それはそれで困るけど(笑)。

日本の変わった街並みも、それはそれで面白い。

渡邉去年、パリに行ったら空港が新しくなっていて、サインとか革のイスにいたるまで、すごくオシャレだったんです。それが成田に帰ってきて、すごくがっかりした。もともといいとは思っていなかったけど、ここまで違ったっけ、というくらいつまらなくて。六本木とは関係ないけど、国の玄関だからほんとにオリンピックまでにはどうにかしてほしいですね。

植原僕が最近いいなと思ったのはスイス。どの街も、とにかくすごくきれいで。

渡邉自然もすごいし、デザインもきれい、ストレスがないっていうか。田舎の駅に並んでいる一つひとつのパンフレットまで、全部美しい。バスもバス停も、何もかも。でもスイスはきれいすぎるから、それ以上を求める必要がなくて......。そのつまらなさもあるのかな?

 日本の街って、面白いものをつくろうとして変になってしまった、みたいなところがあるでしょう? 汚さにうんざりすることも多いけど、どん欲に求めてできあがる混沌とした街も、日本の面白さなのかな、と。

あなたの1日を予測する? カード型の六本木案内。

植原ちょっと考えたんだけど、街に競馬場の予想屋みたいな人がいて、カードが入った袋を売っているっていうのはどう? 袋には、僕とか六本木に詳しい人の顔が書いてあって、おみくじみたいに選ぶ。で、中には「1軒目は◯◯に行きなさい」「2軒目は◯◯に行きなさい」なんて、おすすめコースが書いてある「六本木未来カード」。

渡邉なるほど、未来を決めてくれるから"予想屋"なんだ。六本木未来会議でつくっている「6×6 ROPPONGI DESIGN & ART MAP」とちょっと似てる?

6×6 ROPPONGI DESIGN & ART MAP

6×6 ROPPONGI DESIGN & ART MAP

六本木未来会議のアイデア実現プロジェクト第二弾として、トラフ建築設計事務所が手がけた。小山薫堂氏をはじめ6組のクリエイターが、「食」「ナイトスポット」など6つのテーマを切り口に、六本木を紹介したオリジナルマップ。

植原ジャンル別じゃなくて、時系列に1日のスケジュールになっているイメージ。僕だったらさっき話したようなコース、たとえば小山薫堂さんにお願いしたら、何か面白い仕掛けをしてくれそうでしょう?

渡邉今日はどこへ行こうって迷ってるカップルもいるだろうから、デートコースとかも提案して。

植原あとは、おひとり様コースも。できれば、8月1日とか日付も決めて、イベント的にやりたいですね。その日限定なら「この映画を観なさい」「この展覧会に行きなさい」なんて具体的な指示も出せるし、あるお店に行ったら特別なお酒が出てくる、なんて演出もできる。

渡邉いろんなクリエイターのバージョンがあって、この人ってこんな趣味があるんだ、こんなことを面白いと思ってるんだってわかる。やってみたらすごくたくさん売れて、同じ店に大行列ができちゃったりして(笑)。

植原同じものはない......っていうのはキツイから、いくつかずつ限定販売ですかね。

取材を終えて......
インタビュー後、タクシーで六本木ヒルズに向かうときも、「みんなが知らない裏道を通ろうかな」と言いながら、案内を買ってでてくれた植原さん。そんな六本木好きの植原さんも、屋上庭園に入るのは初めてとのこと。ちなみに写真では、おふたりのうしろが、"キギ"になっているんですよ。(edit_kentaro inoue)

植原亮輔

植原亮輔 / アートディレクター/クリエイティブディレクター
植原亮輔 / アートディレクター/クリエイティブディレクター

北海道生まれ。多摩美術大学デザイン学科テキスタイル専攻卒業。企業やブランド、ショップなどのアートディレクション、D-BROSをはじめとした商品デザインなどを幅広く手掛け、KIKOFの立ち上げや同ブランドでの陶器製品の発表など、あらゆるジャンルを横断しながら、グラフィックの新しいあり方を探し、生み出し続けている。グラフィックデザイン会社のドラフトを経て、2012年に渡邉良重とともにキギを設立。多くの仕事が各国のデザインアワードで高い評価を受け、第11回亀倉雄策賞や東京ADC会員賞、JAGDA賞など国内をはじめ、ニューヨークADC金賞(米)、ONE SHOW DESIGN金賞(米)などを受賞。共著書に作品集『キギ/KIGI』(リトルモア)。近年の主な作品展に「キギ展 植原亮輔と渡邉良重」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー、2012年)、「続・キギ展 - 集合と拡散」(ヒルサイドフォーラム、2013年)、「One-off design」(Pass The Baton Gallery、2014年)ほか。

渡邉良重

渡邉良重 / アートディレクター
渡邉良重 / アートディレクター

山口生まれ。山口大学教育学部卒業。独自の世界観で、アートディレクションやグラフィックを中心に、テキスタイルやパッケージ、D-BROSをはじめとした商品デザイン、CACUMAでの服のデザインなど幅広くプロジェクトに携わる。東京ADC会員賞、TDC賞、D&AD金賞(英)、ニューヨークADC金賞(米)、ONE SHOW DESIGN金賞(米)など国内外の受賞多数。グラフィックデザイン会社のドラフトを経て、2012年に植原亮輔とともにキギを設立。同年「キギ展 植原亮輔と渡良重」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)、続く2013年2月に「続・キギ展 集合と拡散」(ヒルサイドフォーラム)、2014年4月に「One-off design」展(Pass The Baton Gallery、2014年)を開催。著書にロングセラーの絵本『ブローチ』(文・内田也哉子)や、『ジャーニー』(詩・長田弘、ジュエリー・薗部悦子)、待望の新装版が刊行された『UN DEUX』(文・高山なおみ)など。植原との共著に作品集『キギ/KIGI』(共にリトルモア)。渡邉の世界観をアプリにした、子ども向けの物語アプリ『Merry Book Round』も配信中。

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