サントリー美術館にて、2026年7月8日(水)~8月30日(日)まで「眼のごちそう 食器」が開催されます。本展は、サントリー美術館の基本理念「生活の中の美」を楽しむ企画として、近世、主に桃山時代から江戸時代の陶磁の食器を特集します。
今を生きる私たちのすでに約400年前には、日本ではおもてなしの場において多様な産地・形・文様・用途の陶磁の食器をもとめ、使いこなし、楽しむことが定着していたようです。華やかな大皿、優雅な鉢、個性的な向付といった陶磁の食器のデザインに注目してみると、そこには吉祥や季節感、あるいは珍しい器でもてなしたい、などのメッセージが少なからずあることに気づきます。
また、日本人が好んだ陶磁の食器は国内産だけでなく、中国などの海外製品にも及んでおり、当時の食器に対する関心の高さがうかがえます。本展では、このような食器が使われた当時のおもてなしのようすにも時おり触れながら、うつわ一つ一つの造形を楽しむことができる貴重な機会となっています。
