高野山は、弘法大師空海により、弘仁7年(816)に真言密教の根本道場の地として開かれました。以来1200年にわたって、日本仏教の聖地の一つとして地位を保ち続け、山上にわが国屈指の仏教芸術の宝庫を形成しました。
本展は、高野山開創1200年の記念として、開創にまつわる御品から、真言密教の教理に基づく仏教絵画、鎌倉時代の慶派による仏像などを中心に、「山の正倉院」とも例えられるその名宝を展観するものです。特に、仏師運慶作の国宝《八大童子像》が八軀そろって展示されるのは、関東では約10年ぶりとなる貴重な機会です。空海の精神と壮大な歴史に育まれた日本文化の精髄を是非ご堪能ください。
会期
2014年10月11日(土)~12月7日(日)
開館時間
10:00~18:00
※金・土、11月2日(日)、23日(日・祝)は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休
休館日
火曜日
入場料
(当日)一般¥1,300、大学・高校生¥1,000、中学生以下無料
(前売)一般¥1,100、大学・高校生¥800
お問い合わせ先
サントリー美術館
TEL. 03-3479-8600