空を飛び、舞い踊る天人は「飛天」と呼ばれ、インドで誕生して以来、優美で華麗な姿で人々を魅了し続けてきました。本展覧会では、地域・時代を超えて展開 した飛天の姿を、彫刻・絵画・工芸の作品によってたどります。中でも、京都・平等院鳳凰堂の修理落慶に先立ち、堂内の国宝《雲中供養菩薩像》を特別に公開 いたします。さらに、国宝《阿弥陀如来坐像光背飛天》を寺外初公開し、鳳凰堂内の絵画・工芸表現とともに、平安時代の飛天舞う浄土空間を立体的に展示いたします。屈指の名品を間近に鑑賞できるたいへん貴重な機会をお見逃しなく。
会期
2013年11月23日(土・祝)~2014年1月13日(月・祝)10:00~18:00
※金・土、および12月22日(日)、2014年1月12日(日)は20:00まで開館。12月27日(金)、28日(土)は年末のため18:00で閉館
休館日
火曜日(1月7日(火)は開館)、12月30日(月)~2014年1月1日(水)
入館料
一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
お問い合わせ先
サントリー美術館
TEL. 03-3479-8600