21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、2024年9月20日(金)から10月14日(月・祝)まで「ROPPONGI ROKKEN: SEI CASE」が開催されます。
本展は、ミケーレ・デ・ルッキの創作活動の一つである彫刻「ロッジア」シリーズより、すべて初公開の作品で構成される展覧会です。2018年、21_21 DESIGN SIGHTで交わされたデ・ルッキと三宅一生氏との対話をきっかけに始動した本展は、ギャラリー3の空間のためのプロジェクトであり、会場には木製3点、ブロンズ製3点の「ロッジア」=6つの家(セイ カーゼ)が、ドキュメンタリー映画監督であるVictor Kossavoskyが撮った制作過程の映像作品とともにインスタレーションされます。
デ・ルッキにとって「ロッジア」は、人が生きる空間をイメージするための自由な旅のようなもの、パッケージ化された建築の概念から離れ、外の世界を採り入れる透過性のある環境の探求です。本展は、実在する場所について考える一つの方法であり、人々が他者と、都市と、あるいは自然と共に生きる助けとなる、健全な建物とはなにかを模索する場なのです。
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【展覧会レポート】21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3「六本木六軒:ミケーレ・デ・ルッキの6つの家」