19世紀?20世紀にかけて、地中海沿いの美しい街バルセロナを中心に活動したアントニ・ガウディは、1882年の着工以来今もなお造り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなど、ユネスコ世界遺産にも登録される数々の独創的な作品を遺しました。一方、井上雄彦は、日本にバスケット・ブームの火をつけ、国内発行部数が1億部を超える『SLAM DUNK』をはじめ、『バガボンド』『リアル』など国民的な人気漫画作品を描くことにとどまらず、近年は「井上雄彦 最後のマンガ展」等の個展や京都・東本願寺に描いた親鸞の屏風絵など、漫画家の枠のみにおさまらない活動もおこなっています。
本展覧会は、カタルーニャ工科大学の監修のもと、各関係機関より出品されるガウディ自筆のスケッチや図面、大型の建築模型やガウディがデザインした家具など貴重な資料約100件を通して巨匠ガウディの偉業を紹介するとともに、井上雄彦がその独特な感性と鋭い表現力により、ガウディの人間像とその物語を描きます。今回、井上雄彦は本展のために大型作品を含む約40点を描き下ろしていきます。建築家・ガウディと漫画家・井上雄彦-異なるジャンルで日西を代表する二人のアーティストによる時空を超えたコラボレーション。ふたつの側面から、ガウディのインスピレーション、そして創造の種を探ることで起こる化学反応にぜひご期待ください。
会期
2014年7月12日(土)~9月7日(日)
開館時間
10:00~20:00
※最終入場は19:30まで
休館日
会期中無休
入場料
当日券:一般・大学生1,800円、中高生1,300円、4歳~小学生800円、3歳以下無料
前売/団体券:一般・大学生1,600円、中高生1,100円、4歳~小学生600円、3歳以下無料
お問い合わせ先
TEL. 0570-063-050(10:00~20:00)ローソンチケット内