森美術館にて、2024年9月25日(水)から2025年1月19日(日)まで「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が開催されます。
本展は、ルイーズ・ブルジョワの創造の源であった家族との関係をもとにした3つの章から構成されています。第1章「私を見捨てないで」では母との関係、第2章「地獄から帰ってきたところ」では父との確執、そして第3章「青空の修復」では、家族の関係性の修復と心の解放が主なテーマとなっています。
ブルジョワは才能のある文筆家でもありました。膨大な日記や手紙のほか、自身の精神状態を分析した数百もの記録が残されています。これらの文章は啓示的で、不安、怒り、嫉妬、殺意、罪悪感、同情、感謝、愛といった複雑な感情や心理状態を掘り起こしています。本展では作品に加え、ブルジョワが書き綴った言葉も会場各所に掲出します。
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【展覧会レポート】森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」