国立新美術館で2024年8月7日(水)から11月11日(月)まで、「田名網敬一 記憶の冒険」が開催されます。
幼少期に経験した戦争の記憶とその後に触れたアメリカ大衆文化からの影響が反映された、色鮮やかな作品で知られる田名網敬一(たなあみ・けいいち)氏。国際的にも高い評価を得る田名網氏の世界初となる大規模回顧展が、国立新美術館で開催されます。初公開の最新作を含む約500点が展示され、60年以上に及ぶ活動を「記憶」というテーマの下に紐解いていきます。
本展で公開される新作のひとつが、橋が幾重にも渦高く重なり合った高さ約3.5メートルにも及ぶインスタレーション《百橋の図》。プロジェクションマッピングによって映し出された奇妙な生き物たちが歩き回り、異世界への入り口のような存在感を放ちます。「記憶の冒険」と題された本展では、田名網氏のこれまでの軌跡と尽きることのない創造力に触れることができます。
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【展覧会レポート】国立新美術館「田名網敬一 記憶の冒険」