東京ミッドタウン・デザインハブ特別展『my home town わたしのマチオモイ帖』

「マチオモイ帖」とは、「町」を想う「帳面」。日本各地のクリエイターが、ふるさとの町、思い出のある町、今暮らす町など、それぞれのオモイが詰まった町を、自分だけの目線で切り取り、手の中に入るぐらいの冊子や映像にして、展覧会などで届けるプロジェクト。「まちおこしはできなくても、マチオモイはできる」。自分にとって大切な町を、自分だけの視点で表現することを通してみえてきたのは、今まで何もないと思っていた町に眠る無数の価値や、人とのつながり、そして、これまでの価値観や与えられた物差しでは測ることのできない新しい日本の風景です。マチオモイ帖は、2011年震災の年に瀬戸内海の小さな島の町を紹介する一冊として生まれました。その後大きな広がりをみせ、2012年の東京展、大阪展を経て、2013年には全国13地域22ヶ所で開催。650帖を越えるマチオモイ帖が全国のクリエイターの思いにより生まれています。